できない理由

「何かをやろうとしてそれができない時。それは不可能なのではなくて、やり方を知らないだけだ」


これは誰かから伝え聞いたヴラディミアの言葉。「そんなバカな」と思う方と「そうかー」と感嘆する方の両方がいるかと思いますが、僕は幸いにも後者でした。

これを聞いて僕が思ったのは、やはりシステマでも「発見」が大事なのだ、ということ。闇雲に身体を鍛えていくのももちろん有効なのですが、少なくともこの言葉からは、常に「なぜできないか」「どのようにすればできるようになるのか」と、つねに自問自答するような、トレーニングへの姿勢を伺い知ることができるように思います。

すると僕にとってのインストラクターの役割も自ずと見えてくるのです。難しい課題に直面した時、ただ「できない」という自己否定で終わらせることなく、「なぜできないのか」「どうしたらできるようになるのか」という前向きな自問自答を呼び起こすこと。

それには自分自身がそうやってトレーニングをしているのだ、ということを見せていくのがもっともわかりやすいのではないか、というふうに考えています。その問いかけに正解はありません。どんな形であれ、自分が納得できる形で課題をクリアできれば良いのですから。

ただこれは僕だったらこの言葉からこんなことを学びますよ、という一例に過ぎません。どんなことを学ぶかは人それぞれ自由。その問いかけそのものが、その人のシステマをより深いものにしていくと思うのです。


s_R0010203.jpgこれまた07年のSummit of Mastersでの一風景。これは相方と参加しました。相方はとっても社交的なのでたくさんの友達ができて、今でも彼らにおおいに助けられています。僕一人で参加しても、とてもこうはいきませんからね。

Tag:マスターの言葉  Trackback:0 comment:1 

Comment

ちょいメタ URL|自問自答と成長ですえね。
#- 2010.06.19 Sat12:37
>ただ「できない」という自己否定で終わらせることなく、「なぜできないのか」「どうしたらできるようになるのか」という前向きな自問自答を呼び起こすこと。

自分自身に対しても、自分でインストラクターになれば良いですね。出来ないということが分れば、気づければ、そこからが練習ですね。もちろん、他の人、インストラクターからアドバイスや教えももらえますが、自分でそこを乗越えて行けるように、自分で成長させる練習ですね。
前向きな自問自答が出来るようになり、自分なりに課題をクリアーして行く。その積み重ねですね。
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北川貴英:システマ東京主宰。08年モスクワにて創始者ミカエル・リャブコより公式システマインストラクターとして認可。16年コンディショニングに特化した「INSTRUCTOR OF APPLIED SYSTEMA」に認可。首都圏を中心に各地で年間400コマ以上を担当。システマ関連書籍を多数執筆。教育機関、医療系シンポジウムなどでのセミナーや各種媒体を通じてシステマを幅広く紹介。今なお毎年欠かさず海外研修に赴きスキル向上に努める。
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