ピーター・アナツォーネセミナー、無事終了しました
フロリダのインストラクター、ピーター・アナツォーネを迎えたスペシャルクラス及び、東京セミナーは無事に終了しました! 直前の告知だったにも関わらず、参加者は50名以上。和やかな雰囲気の中でピーターのシステマを体験しました。
おそらく世界最高齢のシステマインストラクターと思われるピーターですが、その動きは軽やかで的確。それを支える確かな理論もあって、非常に濃い内容となりました。
22日のスペシャル・クラスは「レッグ・ワーク」。
翌日のセミナーでは「徒手での格闘→ナイフ→ピストル」という段取りの予定だったので、そこから外れたテーマを選んでくれたわけですね。
経験者限定だったこともあって、蹴ってくる相手に対してのアプローチを色々とやりました。
大切なのは「距離」。ピーターは「システマは近距離で戦う」と語ります。ミカエルの動きもあまりにもさりげないので分かりにくいのですが、よく見てみると自分にとって快適で相手にとって不快な位置を常にキープしているとのこと。ピーターに教わった通り、蹴ってきた相手に対してステップバックせずうまく踏み込んでいくと、面白いように相手を崩すことができます。
そして相手に接触するにあたって大切なのは、「撫でる」ようにすること。押してしまうと自分が相手に寄りかかる形になったり、情報を伝えてしまったり、緊張が生じてしまったりと色々と不都合が起こりますが、撫でるように接触しつつ、位置を確保することでアドバンテージを得ることができます。
全身のあらゆる部位で相手に接触し、「距離」によってコントロールするアプローチは翌日のセミナーも同様。スペシャルクラスでは、それをレッグ・ワークで練習したというわけですね。
23日のセミナーは「セルフ・ディフェンス」。
これについては後ほど、詳しく書きます…。
多くの皆さんにお集まりいただきました。
まずは徒手で相手の姿勢を崩し、テイクダウンする技術を数種類紹介。「6レベルで崩す」「対角線で崩す」「伸ばして崩す」「回転で崩す」「タッチで崩す」「片手で崩す」など。具体的なテクニックとして。
どの場合でも「呼吸」と「距離」が大切です。身体の「移動」において重要な運足やそれに伴う呼吸法などをみっちりと教えてくれました。
ナイフワーク。ナイフを受けても緊張せず、いなすところから始めて…
テイクダウンの練習まで。原則は徒手と同じ。だから徒手の技術に多くの時間を費やしました。
銃の基本も同じです。とは言え、ピーターにはその豊富な経験から来るリアリティに満ちていました。
私もそれなりにトロントやモスクワでガンの技術を学びましたが、日本生まれ日本育ちの日本人ですので、いかんせんリアリティに欠けてしまいます。それもあってピーターにナイフとガンをメインにしたセルフディフェンスをお願いしたのですが、この目論見は大成功だったように思います。参加者の皆さんも、普段はなかなかできないシステマを体験できて、とても満足されたようでした。
参加者のみなさん、運営を手伝ってくれた皆さん、そしてピーターに深くお礼を申し上げます。
おそらく世界最高齢のシステマインストラクターと思われるピーターですが、その動きは軽やかで的確。それを支える確かな理論もあって、非常に濃い内容となりました。
22日のスペシャル・クラスは「レッグ・ワーク」。
翌日のセミナーでは「徒手での格闘→ナイフ→ピストル」という段取りの予定だったので、そこから外れたテーマを選んでくれたわけですね。
経験者限定だったこともあって、蹴ってくる相手に対してのアプローチを色々とやりました。
大切なのは「距離」。ピーターは「システマは近距離で戦う」と語ります。ミカエルの動きもあまりにもさりげないので分かりにくいのですが、よく見てみると自分にとって快適で相手にとって不快な位置を常にキープしているとのこと。ピーターに教わった通り、蹴ってきた相手に対してステップバックせずうまく踏み込んでいくと、面白いように相手を崩すことができます。
そして相手に接触するにあたって大切なのは、「撫でる」ようにすること。押してしまうと自分が相手に寄りかかる形になったり、情報を伝えてしまったり、緊張が生じてしまったりと色々と不都合が起こりますが、撫でるように接触しつつ、位置を確保することでアドバンテージを得ることができます。
全身のあらゆる部位で相手に接触し、「距離」によってコントロールするアプローチは翌日のセミナーも同様。スペシャルクラスでは、それをレッグ・ワークで練習したというわけですね。
23日のセミナーは「セルフ・ディフェンス」。
これについては後ほど、詳しく書きます…。






私もそれなりにトロントやモスクワでガンの技術を学びましたが、日本生まれ日本育ちの日本人ですので、いかんせんリアリティに欠けてしまいます。それもあってピーターにナイフとガンをメインにしたセルフディフェンスをお願いしたのですが、この目論見は大成功だったように思います。参加者の皆さんも、普段はなかなかできないシステマを体験できて、とても満足されたようでした。
参加者のみなさん、運営を手伝ってくれた皆さん、そしてピーターに深くお礼を申し上げます。
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