ミカエルが語るシステマの哲学
夏からスタートしたシステマブログ、ご愛読ありがとうございました。システマのセミナーやクラスで一緒にトレーニングしてくださった皆様にも改めて御礼申し上げます。
わたしのシステマブログに関しての来年の目標は「トレーニングTips」の翻訳ペースをもっと早めていければ、というもの。いま取り組んでいるとことが一番長いところなので、今後はもうちょっとスムーズになるかと思うのですが…。(ところで、「ストライク~受けるか、悲嘆にくれるか」という訳題にしましたが、実は原タイトルは韻をふんでるので「受けるか、メゲるか」としたほうがもとのニュアンスが伝わったのかなー、なんて思ってます)
そういえばグリーティングカード代わりにトロント本部からシステマジョーク集的なメルマガも送られてきましたね。
次のはたしかDVD「Beyond the Physical」に収録されている映像。以前にも紹介しましたが、システマブログのほうは改めてミカエルがシステマの哲学を語っているシーンを紹介して、締めくくりたいと思います。
(追加)
年末年始をじっくりと過ごすのに適したシステマネタが他にもいくつかありましたので、紹介しときます。
◎2003年にアメリカで「Aikido Journal」が行ったミカエルへのインタビュー記事。これは日本語版の「合気ニュース」に掲載されていましたかね? ちょっと手元にないので未確認なのですが載せておきます。英語版ですが良かったらどうぞ。
◎モスクワ本部公式(?)YouTubeページ
このブログで何度も登場しているビクター・ペトロフが管理人をやってます。おそらくモスクワ本部公式だと思います。モスクワ本部での最新のトレーニング風景がちょこちょこアップされているので、未見の方はどうぞ。
それではみなさん、良いお年を。
わたしのシステマブログに関しての来年の目標は「トレーニングTips」の翻訳ペースをもっと早めていければ、というもの。いま取り組んでいるとことが一番長いところなので、今後はもうちょっとスムーズになるかと思うのですが…。(ところで、「ストライク~受けるか、悲嘆にくれるか」という訳題にしましたが、実は原タイトルは韻をふんでるので「受けるか、メゲるか」としたほうがもとのニュアンスが伝わったのかなー、なんて思ってます)
そういえばグリーティングカード代わりにトロント本部からシステマジョーク集的なメルマガも送られてきましたね。
次のはたしかDVD「Beyond the Physical」に収録されている映像。以前にも紹介しましたが、システマブログのほうは改めてミカエルがシステマの哲学を語っているシーンを紹介して、締めくくりたいと思います。
(追加)
年末年始をじっくりと過ごすのに適したシステマネタが他にもいくつかありましたので、紹介しときます。
◎2003年にアメリカで「Aikido Journal」が行ったミカエルへのインタビュー記事。これは日本語版の「合気ニュース」に掲載されていましたかね? ちょっと手元にないので未確認なのですが載せておきます。英語版ですが良かったらどうぞ。
◎モスクワ本部公式(?)YouTubeページ
このブログで何度も登場しているビクター・ペトロフが管理人をやってます。おそらくモスクワ本部公式だと思います。モスクワ本部での最新のトレーニング風景がちょこちょこアップされているので、未見の方はどうぞ。
それではみなさん、良いお年を。
システマ親子クラス
親子で盛大に体を使う遊びとして、システマを楽しんでもらえればと思いまして〈システマ親子クラス〉というのをやることにしました。実は子どもや家族向けのシステマをやる、というのは私がインストラクターになった時からの目標だったのです。
日時1月21日(木) 10時30分~11時30分
対象:未就学児とそのご家族
参加費2000円
会場:都内文京区某所(お申し込みいただいた方にお伝えします)
お申し込みはコチラから
内容:親子でできるシステマ的なエクササイズなど。ご希望に応じて護身術的なこともやったりします。
お誘い合わせのうえ、ぜひいらしてみてください。
日時1月21日(木) 10時30分~11時30分
対象:未就学児とそのご家族
参加費2000円
会場:都内文京区某所(お申し込みいただいた方にお伝えします)
お申し込みはコチラから
内容:親子でできるシステマ的なエクササイズなど。ご希望に応じて護身術的なこともやったりします。
お誘い合わせのうえ、ぜひいらしてみてください。
システマメンバーの接骨医、野口先生のサイトです
システマの生徒には、何らかのかたちで身体に関わるお仕事をしている人がおおいようです。海外セミナーで知り合った人達にも、カイロやロルフィングといったセラピーの先生やお医者さんが何人もいましたので、これは日本に限らず世界的に共通した現象のようです。そのためトレーニング中にけが人が出ると、彼らが迅速に的確な対処をしているシーンなんかも時折みかけます。日本のメンバーのなかには歯医者さんもいますので、万が一歯が折れても大丈夫?
なんて冗談はさておき、長らくシステマを学ばれている、「のぐち接骨院。」の接骨医、野口智章さんが自身のサイトとブログを開設していたのでご紹介します。
野口さんはシステマのエクササイズも適切に施術に取り入れているのだとか。はじめはみんな苦労するシットアップをご高齢の方がなんなくこなしてしまうなど、驚きのエピソードをときどき教えてくれます。身体の使い方についてなど、興味をひかれるコラムもあるので、これからの更新が楽しみです。

野口さんとのトレーニング。私が以前学んでいた代替医療についても詳しいので、そちらの方面のことをいろいろと教えていただいたりしてます。
なんて冗談はさておき、長らくシステマを学ばれている、「のぐち接骨院。」の接骨医、野口智章さんが自身のサイトとブログを開設していたのでご紹介します。
野口さんはシステマのエクササイズも適切に施術に取り入れているのだとか。はじめはみんな苦労するシットアップをご高齢の方がなんなくこなしてしまうなど、驚きのエピソードをときどき教えてくれます。身体の使い方についてなど、興味をひかれるコラムもあるので、これからの更新が楽しみです。

野口さんとのトレーニング。私が以前学んでいた代替医療についても詳しいので、そちらの方面のことをいろいろと教えていただいたりしてます。
2010年1~2月 システマ・ショートカット
半身動作研究会さんが北川を招いて主催してくださる毎月恒例のシステマクラス。来年1月、2月は「上達のショートカット(近道)」をテーマにして行ないます。最大のショートカットは「マスターとともにトレーニングをすること」 わたし自身、何度もマスターによって、レベルを引き上げられるという体験をしました。
でもそれには海外に出かけたり、来日セミナーが行われるのを待たねばなりません。では次の「ショートカット」とはなんでしょうか。それは「呼吸」「リラックス」「姿勢」「動き続ける」というシステマの四原則を徹底的に見直し続け、理解を深めて行くことです。それさえできればパンチやグラウンド、テイクダウンといった技術はおのずと進化しますし、逆にそれを怠ってしまっては、いくらシステマっぽい技術が上達しても、ミカエルやヴラディミアが伝えるシステマから離れていってしまいかねません。
システマは本来、軍隊の兵士のために作られたもの。鍛える時間は限られています。だから短期間で効果的に上達できるように作られており、ミカエルやヴラディミアはそのためのヒントをたっぷりと私たちに授けてくれています。モスクワのビクターやゼットラー兄弟といった、短期間で長足の成長をとげた数多くの人の存在はその効果を裏付けていると言えるでしょう。今回はそんな「第2のショートカット」を、ぜひみなさんと一緒にじっくりと学んでいきたいと思います。
システマや武道経験の有無、老若男女を問わずにお楽しみいただける内容です。
〈コース1:潜在的な緊張について〉
・「4大基本」の見直し
・筋力に代わる力 構造・重力・内観・血圧
・自宅でのトレーニング法
・システマ式マッサージ1
〈コース2:突発的な緊張のコントロール〉
・外的な要素と緊張を知る
・他者との間合い、予期不安の解消
・頭と体の役割分担
・システマ式マッサージ2
〈コース3:武術的用法への応用〉
・合理的な身体での接触
・四大基本を逆利用する。相手の緊張を使う
・腑抜けでないリラックス
・動きのボキャブラリィを増やす
〈コース4:お楽しみ〉
・システマを楽しむ
・「できない自分」ではなく、「できる自分」を知る
〈日程〉1日だけの参加もできます。
……………………………………………………………………………………
◎技アリ企画「システマ ショートカット~コース1:潜在的な緊張について」
●日時:2010年1月9日(土)18時15分~20時30分(18時から受付け)
……………………………………………………………………………………
◎技アリ企画「システマ ショートカット~コース2:突発的な緊張のコントロール」
●日時:2010年1月23日(土)18時15分~20時30分(18時から受付け)
……………………………………………………………………………………
◎技アリ企画「システマ ショートカット~コース3:武術的用法への応用」
●日時:2010年2月6日(土)18時15分~20時30分(18時から受付け)
……………………………………………………………………………………
◎技アリ企画「システマ ショートカット~コース4:お楽しみ」
●日時:2010年2月27日(土)18時15分~20時30分(18時から受付け)
……………………………………………………………………………………
講師・会場・会費は全て同じです。
●講師:北川貴英(システマ公認インストラクター)
●会場:京橋プラザ 多目的ホールA面
東京都中央区銀座一丁目25番3号
電話 03-3561-5163
http://www.pb-k.jp/city.chuo.7kuminkan/kyobashi-p.html
●参加費:2000円
※京橋プラザ区民館の建物内部で開場を待つことができないので、17時55分以後に入館するようにお願いします。
……………………………………………………………………………………
※部屋は「半身動作研究会」の名前で借りています。
※両日とも、動きやすい服装でご参加ください。会場に更衣室がありますのでご利用ください。
※写真撮影はご遠慮ください。
……………………………………………………………………………………
■お申込み
参加を希望するクラス
1/9「コース1」
1/23「コース2」
2/6「コース3」
2/27「コース4」
を明記して、「お名前」と「Eメールアドレス」を添えて世話人の中島章夫までメール(hanmidosa@gmail.com)でお申込みください。
これまでの様子

でもそれには海外に出かけたり、来日セミナーが行われるのを待たねばなりません。では次の「ショートカット」とはなんでしょうか。それは「呼吸」「リラックス」「姿勢」「動き続ける」というシステマの四原則を徹底的に見直し続け、理解を深めて行くことです。それさえできればパンチやグラウンド、テイクダウンといった技術はおのずと進化しますし、逆にそれを怠ってしまっては、いくらシステマっぽい技術が上達しても、ミカエルやヴラディミアが伝えるシステマから離れていってしまいかねません。
システマは本来、軍隊の兵士のために作られたもの。鍛える時間は限られています。だから短期間で効果的に上達できるように作られており、ミカエルやヴラディミアはそのためのヒントをたっぷりと私たちに授けてくれています。モスクワのビクターやゼットラー兄弟といった、短期間で長足の成長をとげた数多くの人の存在はその効果を裏付けていると言えるでしょう。今回はそんな「第2のショートカット」を、ぜひみなさんと一緒にじっくりと学んでいきたいと思います。
システマや武道経験の有無、老若男女を問わずにお楽しみいただける内容です。
〈コース1:潜在的な緊張について〉
・「4大基本」の見直し
・筋力に代わる力 構造・重力・内観・血圧
・自宅でのトレーニング法
・システマ式マッサージ1
〈コース2:突発的な緊張のコントロール〉
・外的な要素と緊張を知る
・他者との間合い、予期不安の解消
・頭と体の役割分担
・システマ式マッサージ2
〈コース3:武術的用法への応用〉
・合理的な身体での接触
・四大基本を逆利用する。相手の緊張を使う
・腑抜けでないリラックス
・動きのボキャブラリィを増やす
〈コース4:お楽しみ〉
・システマを楽しむ
・「できない自分」ではなく、「できる自分」を知る
〈日程〉1日だけの参加もできます。
……………………………………………………………………………………
◎技アリ企画「システマ ショートカット~コース1:潜在的な緊張について」
●日時:2010年1月9日(土)18時15分~20時30分(18時から受付け)
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◎技アリ企画「システマ ショートカット~コース2:突発的な緊張のコントロール」
●日時:2010年1月23日(土)18時15分~20時30分(18時から受付け)
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◎技アリ企画「システマ ショートカット~コース3:武術的用法への応用」
●日時:2010年2月6日(土)18時15分~20時30分(18時から受付け)
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◎技アリ企画「システマ ショートカット~コース4:お楽しみ」
●日時:2010年2月27日(土)18時15分~20時30分(18時から受付け)
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講師・会場・会費は全て同じです。
●講師:北川貴英(システマ公認インストラクター)
●会場:京橋プラザ 多目的ホールA面
東京都中央区銀座一丁目25番3号
電話 03-3561-5163
http://www.pb-k.jp/city.chuo.7kuminkan/kyobashi-p.html
●参加費:2000円
※京橋プラザ区民館の建物内部で開場を待つことができないので、17時55分以後に入館するようにお願いします。
……………………………………………………………………………………
※部屋は「半身動作研究会」の名前で借りています。
※両日とも、動きやすい服装でご参加ください。会場に更衣室がありますのでご利用ください。
※写真撮影はご遠慮ください。
……………………………………………………………………………………
■お申込み
参加を希望するクラス
1/9「コース1」
1/23「コース2」
2/6「コース3」
2/27「コース4」
を明記して、「お名前」と「Eメールアドレス」を添えて世話人の中島章夫までメール(hanmidosa@gmail.com)でお申込みください。
これまでの様子




ゼットラーセミナーのポスターが完成!!
システマ大阪主催で来年3月20日、21日に行なわれるブレンダン・ゼットラー セミナーのポスターができ上がりました。かっこいい!! セミナーについての詳細は過去の記事、もしくはシステマ大阪のサイトをどうぞ!


ミカエル・リャブコ 独占インタビュー
2007年にとある媒体がミカエル・リャブコにインタビューをしたのですが、諸々の都合で誌面では大幅に削られてしまいました。そのほぼ全文をインタビュアーの方のご好意によって紹介できることとなりましたので、ここに掲載いたします。提供してくださった方に深く深く感謝します。
-システマの起源について?
聖書の時代からありましたが、はっきりとはわかりません。14世紀頃にロシア正教が呼吸法の重要性を認めたことがありました。
-ミハイルさんがシステマを習い始めたのはいつ頃ですか?
主に私の父から習いました。彼の呼吸法や日常生活の中の動きを見て、自然に学んだのです。もちろん軍隊でも格闘技は習いましたが…。こう言うと信じてもらえないかも知れませんが、システマという知恵は神から与えられたものと思っています。システマを世界に広めたのは私かもしれませんが、創始者ではありません。
スペツナズ時代は、システマのテクニックを人質救出などいろいろな作戦で使いましたし、インストラクターとしてテクニックを教えることもありました。
軍隊に入ったのは20歳の時。今は46歳(2007年当時)です。私が本格的にシステマを教え始めたのは、2000年に特殊部隊を退役してからです。だから歴史としては短いのです。それ以前にロシアではシステマという名前は使われませんでしたが、戦争が起きるたびにロシア独特の武術が稽古されてきました。
-だからミハイルさんは自分の武術を普通名詞である“システム”と呼ぶのでしょうか?
システマという名前にはこだわらなくともよいでしょう。システマとは、哲学や呼吸法や戦いのテクニックなど全てを意味しています。だからシステマです。
私自身は勿論、システマが一番優れた武術だと思っていますが、どんな国のどんか格闘技からも学ぶべき物はあると思います。空手でも合気道でも相撲でも。最近は相撲にはまっていますが。
-システマが日本に知られるようになったのは最近のことですが、それはミハイルさんが退役後に教え始めたからでしょうか?
サンボには2種類あります。スポーツのサンボとコマンド・サンボ。スポーツのサンボは、フルシュチョフ首相時代に日本の柔道のように世界に普及させようとした物です。柔道の点数の付け方などをまねして、オリンピックにスポーツとして出せるようにしたものです。もう一つは戦争のサンボ。これは世界最強と言っても過言ではないと思います。このコマンド・サンボの起源は、私はシステマだと思います。実際、システマはいろいろな挌闘技の源だと思います。
-外国で教えるようになったのは、いつからですか?
軍隊時代、私の部下だったヴラデミアが世界への普及に大きく貢献しています。彼は退役後にカナダに移住し、自分が軍隊で習ったことを教えるようになったのです。ですから彼は2000年より前からシステマを教えています。
-今は何か国で何人くらい練習していますか?
システマをやっていない国はないくらいです。格闘技の中では一番良い格闘技だと思っています。いや、むしろ格闘技の源です。ですから人の身体を破壊したりするものではありません。スポーツは人を選びますが、システマは誰でも自分のペースでできます。相手の身体の中で緊張しているスポットを見つけ、そこに働きかける。これは他のスポーツでも役にたつのです。
-システマとロシア正教の関係は?
ロシア正教はシステマのすべてであると言っても過言ではありません。しかし、それは私の思っていることで、システマをやっている人でロシア正教の信者でない人もたくさんいます。我々は宗派ではありません。私が信じているだけです。信仰は個人の自由ですから。柔道の背景には仏教や神道との繋がりがありますが、ロシアのプーチン大統領を含め、多くのロシア正教徒が柔道をやっています。だからそこは深く考えなくとも良いでしょう。
-システマを世界に広める戦略について?
ありません。私は本当は、なまけものですから。戦略なんて考えるのは面倒くさいのです。何年も前から日本には招待されていましたが、遠いのでおっくうでした。でも、たくさんの人のシステマを習いたいという気持ちを大切にしたくて、来日しました。世界中に広めようと思って来たわけではありません。私は自然に任せています。システマが本当に良いものであれば、自ずと広まるでしょうから。
-21世紀のシステマはどんなものになる?
どういう風にシステマが変化するかはわかりません。でもたくさんの人がやるようになるのは間違いないでしょう。例えばシステマには、武術以外にも色々なテクニックがあります。たとえばブリージングを使えば、薬を使わなくても病気を治すこともできます。こうした武術以外のテクニックはたくさんの人々に広まるだろうと思います。
(以上)
-システマの起源について?
聖書の時代からありましたが、はっきりとはわかりません。14世紀頃にロシア正教が呼吸法の重要性を認めたことがありました。
-ミハイルさんがシステマを習い始めたのはいつ頃ですか?
主に私の父から習いました。彼の呼吸法や日常生活の中の動きを見て、自然に学んだのです。もちろん軍隊でも格闘技は習いましたが…。こう言うと信じてもらえないかも知れませんが、システマという知恵は神から与えられたものと思っています。システマを世界に広めたのは私かもしれませんが、創始者ではありません。
スペツナズ時代は、システマのテクニックを人質救出などいろいろな作戦で使いましたし、インストラクターとしてテクニックを教えることもありました。
軍隊に入ったのは20歳の時。今は46歳(2007年当時)です。私が本格的にシステマを教え始めたのは、2000年に特殊部隊を退役してからです。だから歴史としては短いのです。それ以前にロシアではシステマという名前は使われませんでしたが、戦争が起きるたびにロシア独特の武術が稽古されてきました。
-だからミハイルさんは自分の武術を普通名詞である“システム”と呼ぶのでしょうか?
システマという名前にはこだわらなくともよいでしょう。システマとは、哲学や呼吸法や戦いのテクニックなど全てを意味しています。だからシステマです。
私自身は勿論、システマが一番優れた武術だと思っていますが、どんな国のどんか格闘技からも学ぶべき物はあると思います。空手でも合気道でも相撲でも。最近は相撲にはまっていますが。
-システマが日本に知られるようになったのは最近のことですが、それはミハイルさんが退役後に教え始めたからでしょうか?
サンボには2種類あります。スポーツのサンボとコマンド・サンボ。スポーツのサンボは、フルシュチョフ首相時代に日本の柔道のように世界に普及させようとした物です。柔道の点数の付け方などをまねして、オリンピックにスポーツとして出せるようにしたものです。もう一つは戦争のサンボ。これは世界最強と言っても過言ではないと思います。このコマンド・サンボの起源は、私はシステマだと思います。実際、システマはいろいろな挌闘技の源だと思います。
-外国で教えるようになったのは、いつからですか?
軍隊時代、私の部下だったヴラデミアが世界への普及に大きく貢献しています。彼は退役後にカナダに移住し、自分が軍隊で習ったことを教えるようになったのです。ですから彼は2000年より前からシステマを教えています。
-今は何か国で何人くらい練習していますか?
システマをやっていない国はないくらいです。格闘技の中では一番良い格闘技だと思っています。いや、むしろ格闘技の源です。ですから人の身体を破壊したりするものではありません。スポーツは人を選びますが、システマは誰でも自分のペースでできます。相手の身体の中で緊張しているスポットを見つけ、そこに働きかける。これは他のスポーツでも役にたつのです。
-システマとロシア正教の関係は?
ロシア正教はシステマのすべてであると言っても過言ではありません。しかし、それは私の思っていることで、システマをやっている人でロシア正教の信者でない人もたくさんいます。我々は宗派ではありません。私が信じているだけです。信仰は個人の自由ですから。柔道の背景には仏教や神道との繋がりがありますが、ロシアのプーチン大統領を含め、多くのロシア正教徒が柔道をやっています。だからそこは深く考えなくとも良いでしょう。
-システマを世界に広める戦略について?
ありません。私は本当は、なまけものですから。戦略なんて考えるのは面倒くさいのです。何年も前から日本には招待されていましたが、遠いのでおっくうでした。でも、たくさんの人のシステマを習いたいという気持ちを大切にしたくて、来日しました。世界中に広めようと思って来たわけではありません。私は自然に任せています。システマが本当に良いものであれば、自ずと広まるでしょうから。
-21世紀のシステマはどんなものになる?
どういう風にシステマが変化するかはわかりません。でもたくさんの人がやるようになるのは間違いないでしょう。例えばシステマには、武術以外にも色々なテクニックがあります。たとえばブリージングを使えば、薬を使わなくても病気を治すこともできます。こうした武術以外のテクニックはたくさんの人々に広まるだろうと思います。
(以上)
ヴァレンティン・タラノフの動画
11月のトロントセミナーでは不運にも来られず、スカイプでのレクチャーとなったヴァレンティン・タラノフ。彼が先日、セミナー後にトロント入りしたようです。その時の動画がアップされたのでご紹介します。
ヴラディミアと並んで「人間とのスパーリングを禁止された3人」のうちの1人とされているヴァレンティンのスゴさが垣間見えるようですね。
ヴラディミアと並んで「人間とのスパーリングを禁止された3人」のうちの1人とされているヴァレンティンのスゴさが垣間見えるようですね。
ストライク ーうまく受けるか、悲嘆にくれるかー その2
お待たせしました。トレーニングTipsの続きです。
本記事は08年の9月30日にトロント本部のサイトに掲載された「Strikes. Take It or... Grieve It...」です。英語が得意な方はそちらもお読みになることをお勧めします。
-ストライク ーうまく受けるか、悲嘆にくれるかー その2-
(ジムでのヴラディミアへのインタビューより)
生徒:本当に呼吸は、パンチを受ける時にそこまで助けてくれますか?
ヴラディミア:では、それを段階を追って見ていきましょう。打撃があなたに当たるということはどういうことでしょうか? それは突然の外力、あるいは衝撃、または体内における圧力の増加です。緊張が瞬時に人から人へと伝えられる、と言い換えることもできます。ここで注意しておきたいのは、緊張は物理的な衝撃によってのみ起こるのではなく、脅威や痛みを予期してしまうことによっても生まれるということです。
私が目にした実例をあげましょう。打つ気配やパンチそのものが相手に確実に分かるようにしながら、一回もしくは数回のパンチを打つ練習をした時のことです。パンチは当たる直前で止められますので、実際に体に当たることはありません。しかし拳が触れてもいないのに、具合が悪くなって吐いてしまった人がいたのです。
これは恐怖の悪循環が緊張によってもたらされることを示す良い例です。緊張はさらなる恐怖を生みます。恐怖はさらなる緊張を生みます。呼吸はこの悪循環を断ち切るための、とても簡単で最善の方法なのです。
適切、もしくは不適切な呼吸がもたらす効果については、拙著「Let Every Breath…」で詳しく説明してありますので、もしまだお読みでなければ、ぜひ読まれてみてください。
さて、あなたが腹部にパンチを受けるときのことについてお話ししましょう。あなたが適切に呼吸をすれば、ストライクの物理的な衝撃は解消できますし、緊張がその領域に生まれることもないでしょう。血流が過度に増加することもありませんので、打ち身も最小限もしくはまったくできずにすみます。そしてより重要なことはなんでしょうか? それは呼吸によって恐怖や自己憐憫が体内に入ることができなくなるということです。あなたは文字どおり、それらを吐き出すことができます。このやり方であれば、強力なパンチであっても物理的、心理的なダメージを与えることはできないのです。
緊張は常にパンチの痛みを予想することと、衝撃による本物の痛みによって筋肉のなかに生まれます。呼吸は緊張を解くのを助け、さらに痛みやあらゆる負の感情を取り除いてくれるのです。
生徒:とは言え、やはりパンチを受けたいなんて思う人はいません。ストライクを受ける練習を続けるのであれば、私たちはこの弱さを克服し、パンチを打たれることを自分達に課さなくてはいけないのでしょうか?
ヴラディミア:無理に課す必要はありません。全てあなたのインストラクターや、トレーニング・パートナーに任せれば良いのです。わたしは長年システマを教えていますが、いまだにストライクの練習をやるときにいろいろ驚きがあるものです。
あなたもDVDなどで観て知っている通り、ミカエル・リャブコは大砲のような威力を持つパンチを打つことができます。彼はただ静かにリラックスし、微笑みを浮かべながら精妙なパンチを打ち、受けた人は膝から床に崩れ落ちて、目の焦点が定まらなくなり、笑ったり泣いたりします。しかし信じられないことに、あらゆるセミナーにおいて、そのパンチを受けるための長大な列ができるのです。100人の参加者がいれば少なくとも50人は並びます。その中にはたくましく身体能力の高い人もいれば、虚弱体質の人、若い人からお年寄り、インストラクター、新しい生徒、さらには女性までいます。
ボランティア達は一回、もしくは数回もパンチを受けます。参加者達はそれぞれ異なった反応をし、なかには本当にもがき苦しむ人がいます。しかしミカエルは彼らにすぐにどうやってそれを克服するのかを見せますし、なかにはすべての感情を経験する人もいますが、みな何かを悟ってきます。そして信じられないことに、翌日も彼らはまたパンチを受けるための長い列を作るのです。“正しいストライクを適切な呼吸で受けることで、恐怖が取り除かれ、代わりに平和と強さが残る”。彼らはそのように報告しました。
生徒:ストライクを受ける練習が自分を成長させる、エキサイティングなものだとわかりました。次のクラスが楽しみです。システマにおける、パンチを受けるときの呼吸について、いくつかのコツを教えていただくことはできますか?
ヴラディミア:もちろん、喜んで。ストライクの準備に関するものと、実際に受ける時についてのコツがあります。ほとんどの人は、接触に対する潜在的な恐怖があります。もちろん、その恐怖の度合いは人によって異なります。これまで私のジムには何人か、極度に傷つくのを恐れる人達がやってきました。彼らは穏やかな練習のときでさえ、震えているのです。ストライクを受ける練習は順を追って行うべきです。
ある日、モスクワで行なわれたミカエル・リャブコのクラスに、一人の生徒がファイターとはほど遠いような人物を連れてきました。実際に彼は科学やクラシック音楽の世界の住人で、一切の格闘技やスポーツとは関わりがありません。彼はストライクの受け方を知りたがりましたが、拳による接触を受けるための用意がいっさい整っていなかったのです。意欲はあるにも関わらず、彼はストライクを受ける際の呼吸の原則をまったく理解することができません。パンチに関する話をするだけでも、彼はパニックに陥ってしまうのです。
この男性の理解を助けるため、ミカエルは次の基礎的なドリルをやってみせました。
・パンチではなく、プッシュから始めることで、恐怖を徐々に解消することができます。
・プッシュを受ける時には、快適な状態で立ち、呼気が自由に流れ出るように口をわずかに開けます。
・パートナーの拳を自分の腹部の上部に当て、腹部と拳が離れないように気をつけながら、ポンプのような動きで断続的に押し込みます。
・押し込まれるごとに、口から空気が自由にでるようにしてください。
・余分な圧力を吐き出すことを感じ取れたなら、代わりに口を閉じて同じように押してみてください。こうすることで、いかに効果が損なわれるかをすぐに理解することができるでしょう。余計な圧力が外に出られなくなることで、あなたの不快さが増すことが容易に感じられるはずです。
もう一つの簡単なテストをご紹介しましょう。ただ立って口を閉じてみてください。すると何もしなくてもあなたの内側が緊張してくるのがわかるはずです。もし初めから緊張していたら、と想像してみてください。押されることで緊張が生まれ、ストライクによって緊張はさらに強まり、武器などの道具で打たれることで、内面の緊張はよりいっそう高まります。これは絶対に避けるべきことです。なぜならもうお分かりのように、解決されていない緊張は破壊へと繋がるからです。
生徒:それがなにを意味しているのか、説明してもらえますか?
ヴラディミア:ストライクの衝撃が緊張にとらわれた場所にいくと、そこには蓄積されたパワーがありますので、内部から爆発するのです。表面の筋肉の層を貫いたストライクはこの力を運び、内部の内臓や構造を破壊するのです。ですからストライクが内部に入り込まないようにするのがとても大事なのです。
(続く)
本記事は08年の9月30日にトロント本部のサイトに掲載された「Strikes. Take It or... Grieve It...」です。英語が得意な方はそちらもお読みになることをお勧めします。
-ストライク ーうまく受けるか、悲嘆にくれるかー その2-
(ジムでのヴラディミアへのインタビューより)
生徒:本当に呼吸は、パンチを受ける時にそこまで助けてくれますか?
ヴラディミア:では、それを段階を追って見ていきましょう。打撃があなたに当たるということはどういうことでしょうか? それは突然の外力、あるいは衝撃、または体内における圧力の増加です。緊張が瞬時に人から人へと伝えられる、と言い換えることもできます。ここで注意しておきたいのは、緊張は物理的な衝撃によってのみ起こるのではなく、脅威や痛みを予期してしまうことによっても生まれるということです。
私が目にした実例をあげましょう。打つ気配やパンチそのものが相手に確実に分かるようにしながら、一回もしくは数回のパンチを打つ練習をした時のことです。パンチは当たる直前で止められますので、実際に体に当たることはありません。しかし拳が触れてもいないのに、具合が悪くなって吐いてしまった人がいたのです。
これは恐怖の悪循環が緊張によってもたらされることを示す良い例です。緊張はさらなる恐怖を生みます。恐怖はさらなる緊張を生みます。呼吸はこの悪循環を断ち切るための、とても簡単で最善の方法なのです。
適切、もしくは不適切な呼吸がもたらす効果については、拙著「Let Every Breath…」で詳しく説明してありますので、もしまだお読みでなければ、ぜひ読まれてみてください。
さて、あなたが腹部にパンチを受けるときのことについてお話ししましょう。あなたが適切に呼吸をすれば、ストライクの物理的な衝撃は解消できますし、緊張がその領域に生まれることもないでしょう。血流が過度に増加することもありませんので、打ち身も最小限もしくはまったくできずにすみます。そしてより重要なことはなんでしょうか? それは呼吸によって恐怖や自己憐憫が体内に入ることができなくなるということです。あなたは文字どおり、それらを吐き出すことができます。このやり方であれば、強力なパンチであっても物理的、心理的なダメージを与えることはできないのです。
緊張は常にパンチの痛みを予想することと、衝撃による本物の痛みによって筋肉のなかに生まれます。呼吸は緊張を解くのを助け、さらに痛みやあらゆる負の感情を取り除いてくれるのです。
生徒:とは言え、やはりパンチを受けたいなんて思う人はいません。ストライクを受ける練習を続けるのであれば、私たちはこの弱さを克服し、パンチを打たれることを自分達に課さなくてはいけないのでしょうか?
ヴラディミア:無理に課す必要はありません。全てあなたのインストラクターや、トレーニング・パートナーに任せれば良いのです。わたしは長年システマを教えていますが、いまだにストライクの練習をやるときにいろいろ驚きがあるものです。
あなたもDVDなどで観て知っている通り、ミカエル・リャブコは大砲のような威力を持つパンチを打つことができます。彼はただ静かにリラックスし、微笑みを浮かべながら精妙なパンチを打ち、受けた人は膝から床に崩れ落ちて、目の焦点が定まらなくなり、笑ったり泣いたりします。しかし信じられないことに、あらゆるセミナーにおいて、そのパンチを受けるための長大な列ができるのです。100人の参加者がいれば少なくとも50人は並びます。その中にはたくましく身体能力の高い人もいれば、虚弱体質の人、若い人からお年寄り、インストラクター、新しい生徒、さらには女性までいます。
ボランティア達は一回、もしくは数回もパンチを受けます。参加者達はそれぞれ異なった反応をし、なかには本当にもがき苦しむ人がいます。しかしミカエルは彼らにすぐにどうやってそれを克服するのかを見せますし、なかにはすべての感情を経験する人もいますが、みな何かを悟ってきます。そして信じられないことに、翌日も彼らはまたパンチを受けるための長い列を作るのです。“正しいストライクを適切な呼吸で受けることで、恐怖が取り除かれ、代わりに平和と強さが残る”。彼らはそのように報告しました。
生徒:ストライクを受ける練習が自分を成長させる、エキサイティングなものだとわかりました。次のクラスが楽しみです。システマにおける、パンチを受けるときの呼吸について、いくつかのコツを教えていただくことはできますか?
ヴラディミア:もちろん、喜んで。ストライクの準備に関するものと、実際に受ける時についてのコツがあります。ほとんどの人は、接触に対する潜在的な恐怖があります。もちろん、その恐怖の度合いは人によって異なります。これまで私のジムには何人か、極度に傷つくのを恐れる人達がやってきました。彼らは穏やかな練習のときでさえ、震えているのです。ストライクを受ける練習は順を追って行うべきです。
ある日、モスクワで行なわれたミカエル・リャブコのクラスに、一人の生徒がファイターとはほど遠いような人物を連れてきました。実際に彼は科学やクラシック音楽の世界の住人で、一切の格闘技やスポーツとは関わりがありません。彼はストライクの受け方を知りたがりましたが、拳による接触を受けるための用意がいっさい整っていなかったのです。意欲はあるにも関わらず、彼はストライクを受ける際の呼吸の原則をまったく理解することができません。パンチに関する話をするだけでも、彼はパニックに陥ってしまうのです。
この男性の理解を助けるため、ミカエルは次の基礎的なドリルをやってみせました。
・パンチではなく、プッシュから始めることで、恐怖を徐々に解消することができます。
・プッシュを受ける時には、快適な状態で立ち、呼気が自由に流れ出るように口をわずかに開けます。
・パートナーの拳を自分の腹部の上部に当て、腹部と拳が離れないように気をつけながら、ポンプのような動きで断続的に押し込みます。
・押し込まれるごとに、口から空気が自由にでるようにしてください。
・余分な圧力を吐き出すことを感じ取れたなら、代わりに口を閉じて同じように押してみてください。こうすることで、いかに効果が損なわれるかをすぐに理解することができるでしょう。余計な圧力が外に出られなくなることで、あなたの不快さが増すことが容易に感じられるはずです。
もう一つの簡単なテストをご紹介しましょう。ただ立って口を閉じてみてください。すると何もしなくてもあなたの内側が緊張してくるのがわかるはずです。もし初めから緊張していたら、と想像してみてください。押されることで緊張が生まれ、ストライクによって緊張はさらに強まり、武器などの道具で打たれることで、内面の緊張はよりいっそう高まります。これは絶対に避けるべきことです。なぜならもうお分かりのように、解決されていない緊張は破壊へと繋がるからです。
生徒:それがなにを意味しているのか、説明してもらえますか?
ヴラディミア:ストライクの衝撃が緊張にとらわれた場所にいくと、そこには蓄積されたパワーがありますので、内部から爆発するのです。表面の筋肉の層を貫いたストライクはこの力を運び、内部の内臓や構造を破壊するのです。ですからストライクが内部に入り込まないようにするのがとても大事なのです。
(続く)
2010年3月、大阪にてブレンダン・ゼットラーセミナー決定
システマ大阪からの告知があったので転載します。
- 2010年3月 システマ大阪主催 第3回 シニア・インストラクター・セミナー -
講師:ブレンダン・ゼットラー
ブレンダンは、トロントでヴラディミアのもと練習を積み、昨今発売されたシステマDVD「Beat the Odds」,「Dynamic Joint Break」、「Stick Combat」から最新の「Movement and Precision」まで、ゼットラー兄弟がマスターの受けを努めないことはないほど、マスターからの信頼度は絶大なものがあります。今回のセミナーはヴラディミアからの推薦で実現した初来日です。この機会をお見逃しなく!
~~~セミナーの概要~~~
襲いかかってくる敵に対し、関節を巧みに操ることによって相手にダメージを与え、コントロールする為の様々な動きをメインに、トロント発の最新のシステマを是非ご体験ください。セミナーでは、呼吸法、システマ特有のマッサージ等も今までより更に掘り下げてカバーします。
日程:2010年3月20日、21日 9:30(受付9:00より)~16:30
会場:関西圏内
*詳細につきましては決定次第システマ大阪ホームページ等で随時お知らせいたします。
(以上、抜粋)
これはかなり楽しみなセミナーですね。ブレンダンもシステマを始めて5年か6年くらいだと思うのですが、その実力は折り紙付き。システマ歴ではずっと上のインストラクターも彼らを呼んでセミナーを行い、「とても良かった」と言っていました。「要するにどうすればシステマが上達するのか?」という問いに、鋭く答えてくれる内容になるのではないかと思います。
ヴラディミアとのデモンストレーション
ゼットラー兄弟によるデモはこちら
ゼットラー兄弟+ヴラディミア+クワン・リーという、ちょっと豪華メンバーによる動画はこちら
いやー。楽しみです!
- 2010年3月 システマ大阪主催 第3回 シニア・インストラクター・セミナー -
講師:ブレンダン・ゼットラー
ブレンダンは、トロントでヴラディミアのもと練習を積み、昨今発売されたシステマDVD「Beat the Odds」,「Dynamic Joint Break」、「Stick Combat」から最新の「Movement and Precision」まで、ゼットラー兄弟がマスターの受けを努めないことはないほど、マスターからの信頼度は絶大なものがあります。今回のセミナーはヴラディミアからの推薦で実現した初来日です。この機会をお見逃しなく!
~~~セミナーの概要~~~
襲いかかってくる敵に対し、関節を巧みに操ることによって相手にダメージを与え、コントロールする為の様々な動きをメインに、トロント発の最新のシステマを是非ご体験ください。セミナーでは、呼吸法、システマ特有のマッサージ等も今までより更に掘り下げてカバーします。
日程:2010年3月20日、21日 9:30(受付9:00より)~16:30
会場:関西圏内
*詳細につきましては決定次第システマ大阪ホームページ等で随時お知らせいたします。
(以上、抜粋)
これはかなり楽しみなセミナーですね。ブレンダンもシステマを始めて5年か6年くらいだと思うのですが、その実力は折り紙付き。システマ歴ではずっと上のインストラクターも彼らを呼んでセミナーを行い、「とても良かった」と言っていました。「要するにどうすればシステマが上達するのか?」という問いに、鋭く答えてくれる内容になるのではないかと思います。
ヴラディミアとのデモンストレーション
ゼットラー兄弟によるデモはこちら
ゼットラー兄弟+ヴラディミア+クワン・リーという、ちょっと豪華メンバーによる動画はこちら
いやー。楽しみです!
史上最強のサンタ集団
トロントのシステマ本部では、年末になるとちょっとしたお楽しみがアップされたりします。
2年前はこんなお茶目な動画。未見の方はぜひどうぞ。
もしかしたら今年もなにかが起こるかもしれませんね。
2年前はこんなお茶目な動画。未見の方はぜひどうぞ。
もしかしたら今年もなにかが起こるかもしれませんね。