「CONBATIVE BODY」の感想
「CONBATIVE BODY」、見ました。
ヴラディミアの撮りおろしDVDはかれこれ1年ぶりくらいじゃないでしょうか。
内容は体重を用いたマッサージや、関節のリラクゼーションなど。昨年末にゼットラーツインズが来日した際、二日目にいろいろなマッサージを教わりましたが、それと通じる内容が多数。ちょうどその位の時期、トロント本校で重点的に行われていた内容なんじゃないかと思います。
それらに加えて、さらに発展的なものや初めて見るマッサージなど、すぐに役立つテクニックが満載になってます。トレーニングにかまけて家族や恋人にいつも寂しい思いをさせてしまっているシステマーの皆さんは、ぜひここで紹介されているマッサージを施してあげると良いでしょう。
DVDではさまざまなやり方で丹念に丹念に身体の隅々までほぐして行くのですが、ある時点で一変します。
それまでのマッサージが全て「ショートワーク」の布石となっているのです。
ショートワークとは力をタメたり、勢いをつけたりすることなく、ノーモーションで強烈な打撃を連続的に叩き込み相手を制する超実戦的な技術。
↓こういうやつですね。
パンチの練習の時に「マッサージするように」と繰り返し言う私ですが、まさかこのすさまじいショートワークまでマッサージとダイレクトに繋がっているとは思いませんでした。システマの面白さはとどまるところを知りません。個人的にはかなりツボの内容です。
今週末、大阪に来てくれるマックス・フランツはヴラディミアの片腕とも言える人物。このDVDの内容をやってくれるかも知れません。秋のヴラディミア・ヴァシリエフセミナーもかなり楽しみです。
システマ神戸インストラクター、カズさんの感想はこちら
ヴラディミアの撮りおろしDVDはかれこれ1年ぶりくらいじゃないでしょうか。
内容は体重を用いたマッサージや、関節のリラクゼーションなど。昨年末にゼットラーツインズが来日した際、二日目にいろいろなマッサージを教わりましたが、それと通じる内容が多数。ちょうどその位の時期、トロント本校で重点的に行われていた内容なんじゃないかと思います。
それらに加えて、さらに発展的なものや初めて見るマッサージなど、すぐに役立つテクニックが満載になってます。トレーニングにかまけて家族や恋人にいつも寂しい思いをさせてしまっているシステマーの皆さんは、ぜひここで紹介されているマッサージを施してあげると良いでしょう。
DVDではさまざまなやり方で丹念に丹念に身体の隅々までほぐして行くのですが、ある時点で一変します。
それまでのマッサージが全て「ショートワーク」の布石となっているのです。
ショートワークとは力をタメたり、勢いをつけたりすることなく、ノーモーションで強烈な打撃を連続的に叩き込み相手を制する超実戦的な技術。
↓こういうやつですね。
パンチの練習の時に「マッサージするように」と繰り返し言う私ですが、まさかこのすさまじいショートワークまでマッサージとダイレクトに繋がっているとは思いませんでした。システマの面白さはとどまるところを知りません。個人的にはかなりツボの内容です。
今週末、大阪に来てくれるマックス・フランツはヴラディミアの片腕とも言える人物。このDVDの内容をやってくれるかも知れません。秋のヴラディミア・ヴァシリエフセミナーもかなり楽しみです。
システマ神戸インストラクター、カズさんの感想はこちら
マスターに至る練習とは「Movement and Precision」
ひさーしぶりのアップとなる「DVD感想」です。
システマのDVDも種類が増えてきました。日本語版としては「ナイフディフェンスの基礎」や「システマ式呼吸法」などがリリースされたのもとても嬉しいところです。
日本語版DVDなら「Hand to Hand」と「システマ式呼吸法」を入門セットとしておさえておきたいところです。
前者はシステマ式格闘術の、後者はシステマ式鍛錬法の基本と思っていただければ間違いないでしょう。
そのうえで、武器に興味があれば「ナイフディフェンスの基礎」も良いですし、唯一日本語でミカエルの指導を観賞できる「MASTERS in JAPAN」なども一見の価値アリです。
とまあ、現状の日本語システマDVDをざっとご案内するなら、こんな感じ。
ですがミカエルもヴラディミアも今なお進化し続けています。なのでシステマにハマってしまった諸氏であれば、英語版の新しいDVDも観賞されていることでしょう。
そんな中で個人的に皆さんに観てもらいたいな、と思っているのが「Movement and Precision」です。これは2009年5月に行なわれたセミナーの模様を映像化したもの。そこで紹介されているドリルが素晴らしいのはもちろんなのですが、このDVDにはセルゲイ・オジョレフとヴラディミア・ヴァシリエフという2大マスターによるデモンストレーションが収録されているのです。つまり普段はなかなか目にする機会のない、マスター同士の練習風景が観られるのですね。私はたまたまそのセミナーに参加してデモを目の前で観ていたのですが、あのヴラディミアのナイフをこともなげにはたき落とすセルゲイ、まったく動じることなく滑らかに動き続けるヴラディミアなんてシビれてしまいました。
こういったマスター達のあり方は、私たちの練習のあり方そのものへの大きな示唆となり、練習の質を格段に向上させてくれると思うのです。
ザイコフスキー・セミナーでは「信頼関係、相手を上手にさせる受け方」についての指導がありましたが、まさにその極地といった感じ。北川のクラスでもこのDVDで観られるような練習のあり方を目指しています。
といったわけで「Movement and Precision」は、個人的なイチオシ作品なのでした。
北川の方でも多少、トロント本部からの在庫をキープしてますので、直接買われたい方は私の方まで仰って下さい。
システマのDVDも種類が増えてきました。日本語版としては「ナイフディフェンスの基礎」や「システマ式呼吸法」などがリリースされたのもとても嬉しいところです。
日本語版DVDなら「Hand to Hand」と「システマ式呼吸法」を入門セットとしておさえておきたいところです。
前者はシステマ式格闘術の、後者はシステマ式鍛錬法の基本と思っていただければ間違いないでしょう。
そのうえで、武器に興味があれば「ナイフディフェンスの基礎」も良いですし、唯一日本語でミカエルの指導を観賞できる「MASTERS in JAPAN」なども一見の価値アリです。
とまあ、現状の日本語システマDVDをざっとご案内するなら、こんな感じ。
ですがミカエルもヴラディミアも今なお進化し続けています。なのでシステマにハマってしまった諸氏であれば、英語版の新しいDVDも観賞されていることでしょう。
そんな中で個人的に皆さんに観てもらいたいな、と思っているのが「Movement and Precision」です。これは2009年5月に行なわれたセミナーの模様を映像化したもの。そこで紹介されているドリルが素晴らしいのはもちろんなのですが、このDVDにはセルゲイ・オジョレフとヴラディミア・ヴァシリエフという2大マスターによるデモンストレーションが収録されているのです。つまり普段はなかなか目にする機会のない、マスター同士の練習風景が観られるのですね。私はたまたまそのセミナーに参加してデモを目の前で観ていたのですが、あのヴラディミアのナイフをこともなげにはたき落とすセルゲイ、まったく動じることなく滑らかに動き続けるヴラディミアなんてシビれてしまいました。
こういったマスター達のあり方は、私たちの練習のあり方そのものへの大きな示唆となり、練習の質を格段に向上させてくれると思うのです。
ザイコフスキー・セミナーでは「信頼関係、相手を上手にさせる受け方」についての指導がありましたが、まさにその極地といった感じ。北川のクラスでもこのDVDで観られるような練習のあり方を目指しています。
といったわけで「Movement and Precision」は、個人的なイチオシ作品なのでした。
北川の方でも多少、トロント本部からの在庫をキープしてますので、直接買われたい方は私の方まで仰って下さい。
おススメDVD
「まず、どのDVDを観たら良いですか?」
しばしば聞かれる質問です。
その時に決まって答えるのが、「Hand to Hand 日本語版」です。
これは一番最初に日本語版が制作されたくらい、システマの基礎から徒手格闘の初歩までをみっちり丁寧に網羅している内容だからです。ボーナス・トラックでチェーンの使い方も紹介されているのが、ニクいところですね。
「ではその次に観たら良いのはなんですか?」
そう聞かれたら、僕はだいたいこんな風に聞き返しています。
「どういうことを知りたいですか?」
そんな切り口で会話をして、もし徒手格闘やテイクダウンに興味があるようなら、
「Escape from Hold」や「Dynamic joint breaking」あたり。
特にパンチに興味があるなら、「STRIKES」
ナイフや武器術が知りたい、というのであれば、
「Knife disarming」や「Stick seminar」といった、武器術もの。
その他、興味に応じて最適と思われるDVDをオススメします。
でもって、「もう少しシステマについて知りたい」という感じの方には、「MASTERS in JAPAN」や「SUMMIT OF MASTERS」を紹介します。
特に「MASTERS in JAPAN」は日本語ですので、英語に自信のない方が2本目に買うDVDとしてとっても良いのではないでしょうか。「MASTERS in JAPAN」は日本で行われたセミナーをDVD化したものなのですが、エクササイズから徒手格闘、ナイフワーク、健康法まで広い範囲をカバーしていますので、とってもオトクです。同じ意味で、「SUMMIT OF MASTERS」もおススメ。
まあ、あえて結論づけるなら「1本目はなんといっても『Hand to Hand』、2本目に迷ったら『MASTERS in JAPAN』を買え!!」ってところですかね。とはいえこれは私の個人的な意見ですから、みなさん自由に好きなDVDを観たら良いと思うのです。
DVD「Hand to Hand」のデモ。なにげにアレックスが受けを務めていたりしますね。
しばしば聞かれる質問です。
その時に決まって答えるのが、「Hand to Hand 日本語版」です。
これは一番最初に日本語版が制作されたくらい、システマの基礎から徒手格闘の初歩までをみっちり丁寧に網羅している内容だからです。ボーナス・トラックでチェーンの使い方も紹介されているのが、ニクいところですね。
「ではその次に観たら良いのはなんですか?」
そう聞かれたら、僕はだいたいこんな風に聞き返しています。
「どういうことを知りたいですか?」
そんな切り口で会話をして、もし徒手格闘やテイクダウンに興味があるようなら、
「Escape from Hold」や「Dynamic joint breaking」あたり。
特にパンチに興味があるなら、「STRIKES」
ナイフや武器術が知りたい、というのであれば、
「Knife disarming」や「Stick seminar」といった、武器術もの。
その他、興味に応じて最適と思われるDVDをオススメします。
でもって、「もう少しシステマについて知りたい」という感じの方には、「MASTERS in JAPAN」や「SUMMIT OF MASTERS」を紹介します。
特に「MASTERS in JAPAN」は日本語ですので、英語に自信のない方が2本目に買うDVDとしてとっても良いのではないでしょうか。「MASTERS in JAPAN」は日本で行われたセミナーをDVD化したものなのですが、エクササイズから徒手格闘、ナイフワーク、健康法まで広い範囲をカバーしていますので、とってもオトクです。同じ意味で、「SUMMIT OF MASTERS」もおススメ。
まあ、あえて結論づけるなら「1本目はなんといっても『Hand to Hand』、2本目に迷ったら『MASTERS in JAPAN』を買え!!」ってところですかね。とはいえこれは私の個人的な意見ですから、みなさん自由に好きなDVDを観たら良いと思うのです。
DVD「Hand to Hand」のデモ。なにげにアレックスが受けを務めていたりしますね。