ダニール・リャブコ東京セミナー終了

ダニール・リャブコ東京セミナー終了!
参加者総勢約130名という大盛況でした。
これもひとえにダニールの実力のなせるワザでしょう。
ご参加頂いた皆さん、運営に関わってくれた皆さん、ダニールとアレックス、そして創始者ミカエル・リャブコに感謝です!

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Tag:国内セミナーレポート 

システマ大阪マックス・フランツ特別クラス覚え書き

特別クラスのレポートも寄せてもらいました。復習の参考になればと思います。Jさん、ありがとう!!

【セミナー直前特別クラス】

・まずはグラウンドワーク。
−腹這いになったり仰向けになったり。ゆっくりやる。自分のテンションをチェック。
(マックスは本当にゆっくりやっていた)

・手足を宙に上げて同じことをする。
−テンションを感じて動きでリラックス。次は仰向けになって呼吸。(動かない)
吸う時もリラックス。吐くときもリラックス。吸いすぎたり吐きすぎたりするとテンションが入る。吸いながらテンションを感じたら吐く。逆もそう。呼吸している間はリラックス。呼吸することによってテンションを作らない。
−自分のテンションを動きで解消するのは皆さんがやる。次のレベルは動かないで呼吸のみでリラックスするようにする。

・プッシュアップ
−肘を体に近づけない。脇をしめると体の力を使ってしまう。体から肘を離す。
−プッシュアップは自分の体を持ち上げるのではない。地面を向こうに押す。この2つは使う筋肉がまったく違う。本当に注意する。
−拳が地面に触れた時にちゃんと感じる。
−感じることが不十分だとプッシュアップの最中にポジションを直さなくてはならない。
−最初に感じたら、そのポジションでやる。

−プッシュアップはストライク(や、その練習のプッシュと)同じ。逆にストライクやプッシュをやるときは「プッシュアップ」と同じという意識。右手でプッシュをするときに、わざと使わない方の左手をプッシュアップのようなポジションにおいたりしてみる。そういうことでも意識が変わる。

−ゆっくりプッシュアップをすると、高さでテンションが変わってくる。それを感じたら肩を動かしたり呼吸でリラックス。(肩を動かさないで呼吸だけの時もあり)

−体に入ってるテンションで呼吸の深さも変わる。
−呼吸でテンションを作らない。新しいテンションを足さない。
−プッシュアップの最中に体が震えてくることがある。これは体がテンションを解消したいという反応。

・2分間プッシュアップする。
−焦らなくてもよい。疲れたら上で待っててもよいが床に体をつけない。頑張る。

・↑が終わったらすぐ両手を万歳にして(いつものやつ)ウォーク。最初は一歩で吸って一歩で吐く。
−3歩、5歩、7歩、10歩と増やして行く。後ろ歩きも。
−相当つらいが、絶対腕を下げたらダメ。テンションを動きや呼吸で違う場所に移動させる。肩を下げる。

・プッシュのトレーニング。
−パートナーの手のひらを押す。パートナーは軽く抵抗をつけてあげる。
−プッシュアップのようにやる。分かりにくい場合は使わない方の手も上に上げてプッシュアップの感覚を思い出す。
(プッシュ自体は片手)

・ストライクの練習の前にパートナーと握手を練習。
−体を先行させない。(体が開いてしまう。肩が後ろにひけて)
−プッシュアップのときや日常でもそんな格好はしないはずだ。
−手が先行する。
−手を出す時に肩を下げる。
(マックスの肩が「ガコッ」と下がったのですがいまいちやり方が不明。。。)
−単体の筋肉ではなく筋や靭帯を使うようにする。筋肉単体では出せない力が出る。

−本来グラウンドとかで練習したりする。上に乗っかっている相手(十文字に乗っかってる)をまずは腕でどけようとする→つらい。両腕を内旋すると筋を使える→楽々どかせる。

・同じく筋を使う練習。
−立ってるパートナーの手を片手で押し下げる。(これ文章だと説明むずいです。飯田橋でシェアします)
−手のひらでパートナーをプッシュ。ただ押す。パートナーはただ立ってる。抵抗しない。ポジションに注意。遠いとダメ。押す自分が前のめりになってしまう。
−子供をデモに。彼のようにやる。子供は格闘技の背景がない。普通にやる。彼のようにやる。

・次は手のひらではなくストライクでプッシュ。でもまだ指を握らない。L字になってる感じ。(手首はまっすぐ)
−相手に近づいてプッシュ。普通に歩く。構えない。自分でテンションを作ると相手以外にテンションとも戦わなくてはならない。
−相手に近づくときに眼をつぶってみる。相手に近づいたら開く。ポジションを確認。自分を分析。眼をつぶった時も普通に歩く。
−学校で数学とか物理とかを勉強しすぎたらか考えてしまう。やることは体がしっている。
−とにかく普通にやる。失敗してもたかがトレーニングなんだから。no big deel.(おそるおそるやってる時に個人的に注意された)

・今度はパートナーと眼をあわせてやる。
パートナーもただぼーっとみるのではなくちゃんと見る。パートナーのパーソナルフィールドを感じる。自分がそこで心地よくいられるか。
−眼を合わせていると笑ってしまう時があるが、とにかくいつでも普通に。笑ったりしない。人によっては近づくときにだんだん怒ったような顔になる。それもだめ。

・自分のパーソナルフィールドを感じる。
−手の平ををこすり合わせる。自分の耳に向かってゆっくり遠くから近づける。うるさい場所だと分かりにくいが自分のパーソナルフィールドがなんとなく分かるはずだ。

・次はストライク。
−まだ拳は握らない。握らないでL字型。
−相手に近づき。自分をチェック。ストライク
−何かを証明したり、相手に見せつけたりするのではない。トレーニングの意味がなくなる。
−近づいたときにちゃんと自分をチェック。分析する。
−近づいたらすぐストライクする人が多いが、それではダメ。ちゃんと自分を分析する。し終わったストライク。
−今練習しているパートナーと将来やる訳ではない。将来は違うになる。だからこそ自分が大事。(のようなことを言っていたような。。。)

−システマの難しいところは自分を分析しなくてはならないところだ。
−でもだからこそ格闘的な面ではなくlifeのためになる。

Tag:国内セミナーレポート 

システマ大阪主催マックスセミナー覚え書き

大盛況に終わったマックスフランツセミナー。
参加者が詳細なレポートを作成してくれました。
ご参照ください。Jさん、Hさん、感謝です。

【初日】
・ソロでグラウンドワーク。好きな動きでゆっくり体をほぐす(3分)
身体の中のテンションを感じて、呼吸で抜く。

・パートナーの上を転がったり匍匐したりしてマッサージ。下になっているパートナーにテンションを与えないようにゆっくり行う。

・スクワット何回か。

・ペアになり、パートナーを背負う。パートナーを落とさないようにスクワットで下がる→そのまま手をつき四つんばい→床に腹ばい→お尻を上げ、ゆっくり四つんばい→膝を片方ずつ上げ、パートナーを背負ったまま、立ち上がる。
力で上げようとしない。テンションが入らないように気を付ける。

・手先に血流を集めるイメージで手を揉む→手先にテンションを入れたまま手首を色々曲げる→腕を脱力して手先をリラックス を何回か繰り返す。
(プッシュアップ前のウォームアップ)

・ペアになり、ゆっくり床の上を転がるパートナーの身体の上に拳を当てて、プッシュアップの体制で付いて行く。前進、後進をゆっくり行う。様々な場所に拳がフィットする感覚を感じる。

・ペアになり、パートナーを下の方向へテイクダウン。やり方は自由だが、ゆっくりやる。受け手はリラックスして床へ下がる。

・片手でパートナーの頭を前後左右上下に押してテイクダウン。受け手はテイクダウンされている間も姿勢を維持して、どの体勢からでも反撃できる事を確かめるため、パートナーの腰、脚などを触ってみる。どこの高さからでも攻撃出来るようにチェックをする。

・万歳ウォーク。初めは一歩で呼吸→三歩、五歩と増やしていく→後ろ向きでも歩く。辛くなっても絶対に腕を下げない。肩にテンションが入らないように、肩は下げる。

・プッシュアップ15回
-脇をしめると体の力を使ってしまうので、肘を体に近づけない。
-プッシュアップは自分の体を持ち上げるのではない。地面を向こうに押す。
-拳が地面に触れた時にちゃんと感じる。最初に感じたら、そのポジションでやる。
(感じることが不十分だとプッシュアップの最中にポジションを直さなくてはならない)
-左右対称に拳を置く必要はない。立った状態でパートナーを拳でプッシュするように、(床の)色んな所に拳を置いてプッシュアップをしてみる。

→プッシュアップはストライク(や、その練習のプッシュと)と同じ。逆にストライクやプッシュをやるときは「プッシュアップ」と同じという意識。右手でプッシュをするときに、わざと使わない方の左手をプッシュアップのようなポジションにおいたりしてみる。そういうことでも意識が変わる。

ゆっくりプッシュアップをすると、高さでテンションが変わってくる。それを感じたら肩を動かしたり呼吸でリラックス。(肩を動かさないで呼吸だけの時もあり)

体に入ってるテンションで呼吸の深さも変わる。呼吸でテンションを作らない。新しいテンションを足さない。

プッシュアップの最中に体が震えてくることがある。これは体がテンションを解消したいという反応。
~ここまでウォームアップ~

・タッチで相手を感じるワーク
ペアになり、立っているパートナーに近づいてタッチ。拳で相手の全体を感じる。感じたらプッシュする。
焦って勢いで押さないで、相手を感じる。ポジションについてからぐにゃぐにゃとリラックスしようとすると繋がりが切れるのでやらない。

※ここまでのワークのポイントは、とにかく相手(や床)を感じる事。これが分からないと後のワークに繋がらないので、丁寧にやること。

・近づく相手をプッシュするワーク
ペアになり、パートナーが近づいてくる分だけ手を挙げる。パートナーが間合いに入った時にはストライクが撃てる体勢になっていること。早くても遅くてもダメ。その体勢からパートナーをプッシュ。
・ストライク
手は握り込まない。指をL字型に曲げる感じ。ペアになり、パートナーに近づいてストライク。力まないように注意。→近づいてくるパートナーにストライク。
直前のワークと同様、適切なタイミングで手を上げ、適切なタイミングでストライクを撃つ。
※ストライクする人は正面に立ってもいいが、マックスは個人的に一歩動いてからストライクをする。(エクストラセミナーでも言ってたのですが「自分はやってるだけ」だから強要はしていませんでした)

-ストライクを撃つ際は、握手をするように自然に手を動かす。自然な動きができるように、目を合わせてやってみる。相手が近づいてくる速度と同じ速度で手を上げる。
速すぎると相手が反応する。

-手を下に下ろした状態からストライクをするまでの動きの2/3はパンチの動きであってはならない。そこから握手、テイクダウン、コントロール、ストライク等に変化する。

-初めから握りこんで叩くのでは無く、拳は相手の体の中で形成するように。だから手を握らないでストライクをするワークをする。

-ポジションについてから(相手にタッチしてから)リラックスするための動きをしない。実際はそんな時間ない。これはプッシュアップのワークでも言われたこと。初動の時点でリラックスしている事。

~昼食~

・全身をリラックスするワーク
仰向けで寝て、全身をリラックス。呼吸で全身を感じる。吸ってテンションを感じて、吐いてテンションを解消させる。呼吸でテンションを作らない。でも出来るだけ深く呼吸。
左側を下にした体勢でも同じようにリラックス→右側も同様に→うつぶせで呼吸を止める→20、30秒とやって、回復→仰向けで40秒呼吸を止めて回復
→回復は呼吸でのみ。体を動かしてはだめ。

・無呼吸からの回復のワーク(呼吸or動きor呼吸&動きで)
今度は呼吸を止めている最中にテンションを感じたら、それを解消するために体を動かし、テンションを散らす。会場全体でだいたい75~80秒くらいでバーストブリージングを始める人が多かったが、マックスのギッズクラスは1分30秒ぐらい平気で止める。ギブアップしない。諦めが早い人が多かった。

・息止めプッシュアップを20回→動かずに呼吸で回復(動かない)
・息止めシットアップ 15回→呼吸+動きで回復
→常に動き続ける。やみくもに動くのではなく、自分のテンションを解消する動きをする。

・身体の動きを止めて、内観するワーク
床で仰向けになり、10秒で心地よいポジションを見つける→2分間、指一つ絶対動かさない。その間に呼吸をしながら内観し、自分のテンションなどと対峙する。サイキのワーク。

・肩をメインに、体全体を動かすワーク。
肩を上下前後に ゆっくりと限界まで動かす。限界までやっても更に動かそうと試みる。肩を回す→胸の前へ肩をすぼめる→肩を後ろにして胸を張る→お尻を前後に動かす→膝を前後に動かす→膝を使って、膝の左右へ手を下げる
→使っている筋肉を意識する。

・グラブしてくる相手からのエスケープ
ペアになり、パートナーが両手でグラブ。だいたい肘の上あたりを、前後左右からがっちり組む。グラブされた側は、上記のワークでやった動きを使って、相手の力と戦わずに自由な場所を探す。相手を感じ、エスケープすながらパートナーをテイクダウンする。ちゃんと相手を感じて何が出来るか色々やってみる。

・グラブしようと近づいて来る相手からのエスケープ
歩いてきてグラブするパートナーに完全にグラブされる前に動き始める→腕を上げて、キャッチしようとしてくる相手の手から防御→テイクダウンorストライク
→防御する動きは肩を柔らかく使い、そこからテイクダウンやストライクの動きにつなげる。ここでも、相手が近づいて来るスピードに合わせて手を上げることに注意。早く上げすぎても遅すぎてもダメ。

・クールダウン
ストライクし合ったのでクールダウンでゆっくりプッシュアップ、レッグレイズ、スクワット。

・プッシュしてくる力を返すワーク
パートナーに肩、胸、腕など身体の色々な場所をプッシュしてもらう→触れている場所から相手とコネクトして、テンションを相手に返す。
※プッシュする人は踏ん張ったりせずに、『ただ普通に』押す。ダメなタイミングでやった時はやめて良い。

近付きながらプッシュしてくる相手をいなすワーク
直前のワークの要領で相手を感じる。(距離が開いているとストライクしづらいかもしれない、その場合は距離が近くなるように相手をコントロール)
相手のプッシュを迎えて、接触している腕以外はリラックスして相手をストライクする。

※近付く人は現実的な体勢で、ちゃんと押す。プッシュでは無くストライクを打ってくるときもこのようにやるが、トレーニングではストライクでやらせると相手の動きが見えにくくなるプッシュでやる

※顔をストライクする時、どこにあてるか、どのように打つかをちゃんと感じて丁寧にやること。そのうちに拳がどこにいけばよいか分かるようになる。


【2日目】
・セルフ内蔵マッサージ
仰向けで寝る→みぞおちの下→右下へ→みぞおちへ戻って左下へ→ヘソの上から右下へ→ヘソの上に戻って左下へ→鼠径部右側→鼠径部左側
痛くなるまでやらない。硬い部分(テンション)にあたったら止める。より深く揉む(リラックスする)には膝を立てるのも有効。

・ペアでマッサージ
両手で腰付近の内臓を揉む→拳でセルフマッサージと同様の流れでゆっくりマッサージ。やる人がマッサージを受ける人の呼吸をリードする。相手に痛みを与えない。内臓にテンションを感じたらそれ以上押し込まない。

拳で押す(マッサージ受ける人は吐く)

押した状態で数秒キープ(マッサージ受ける人はその間内面を感じる)

ゆっくり拳を戻す。(吸う)

全箇所をマッサージしたら、全体を揉みほぐす

※拳の押し込むスピード、戻すスピードとマッサージを受ける人の呼吸のスピードを同じように。ゆっくりやる。

・身体の動きを止めて、内観するワーク
一日目と同様に、床で仰向けになり、今度は1分で心地よいポジションを見つける→5分間、指一つ絶対動かさない。その間に呼吸をしながら内観し、自分のテンションなどと対峙する。サイキのワーク。
※1分間で一番心地よい格好を探す。仰向け、うつぶせ、右、左向き。何でもいいので自分が一番リラックス出来ると思うポーズを探す。手の位置も色々動かしてみる。

・全身をリラックスするクールダウン
ローリング、ほふく等好きな動きを5分間行う→ゆっくりプッシュアップ×10回

・軍隊式プッシュのエクササイズ
四人ペアで「井」の形にうつぶせで寝る。自分の足を足元にいる人の上半身にかけて、プッシュアップ中に落ちないようにつま先でしっかりフックする。その体勢で4人同時にプッシュアップ。誰か一人でも上がらなかったら失敗。3人のパートナーを感じて、同時に上がるように頑張る。チームワークのトレーニング。

・無呼吸からの回復のワーク
うつぶせで、足を曲げて足首を持って前後左右に身体を動かす→仰向けになり、手足を上に上げた体勢で前後左右に身体を動かす→どちらか好きな動きを無呼吸で行う

限界になったらプッシュアップで回復。

また呼吸を止めで同じ運動(仰向けでもうつ伏せでも)

限界になったらレッグレイズで回復。

以下、スクワット、シットアップバージョンもやる。

・握手をしてくる相手をテイクダウンするワーク
まずはウォームアップ。受けはリラックスする
止まっているパートナーの各部をタッチ→相手を感じる。まだ動かしてはダメ→お互い意見を言い合う

グラブしてくる相手をタッチ。グラブするほうはタッチされたら止まってあげる。難しいことをやっているので動いてしまうと分からなくなってしまう。
※何をトレーニングしてるか気をつける!
※一番大事なのは自分の身を守ること。必ず相手にタッチ出来るわけではない。

グラブしてくる相手を今度はストライク

・グラブしてくるパートナーの手をコンタクト→テンションを返してコントロール→ストライクするワーク
1日目にやったワークの復習。二日間でやってきたコンタクトワークを自分の中でまとめる

・片足が前に出ている状態の相手をテイクダウンするワーク
ペアになり、一歩前にステップした体勢で止まったパートナーに正面から一歩で近づき、平手でコンタクトして倒す(拳でプッシュしない)。パートナーの右足が前の場合はパートナーに向かって右側(パートナーの左側)から押す。左足が前の場合は左側。パートナーの身体をしっかり感じてプッシュする。持つ場所はパートナーの二の腕あたり。横というより斜め上に崩す。感じが分かったらプッシュで。コンタクトした部位によって押しこむ方向を調整する。アバラより下だったら腰方向へ、上部だったら横へ、など。パートナーの足が着地したと同時にサポートしてる足に働きかける。

慣れてきたら、パートナーに自分に向かって歩いてきてもらって、同じことをやってみる。うまく左右が判断出来ない場合は自分が後ろにステップバックしながらパートナーに合わせてみる。焦らない。何歩下がってもよいのだから焦らないでやれるはず。
※一緒に下がる時は、パートナーが前進したと同時にお尻がまず後退し始めるように。足から後退しようとすると身体が『跳ねる』。お尻から下がるとスムーズな初動になる。腰周りがリラックスしてないとうまく出来ないから注意。
※プッシュする側が右か左側か判断するには相手の肩を見ると分かりやすい。前になる足と同じサイドの肩が下がる。
※仮に間違えても心配ない。タッチする場所を代えれば大丈夫になる場合がある。
例:パートナーが右足前の時に左にステップインして左手でパートナーの胴体にタッチ。

このトレーニングにおいてはこの場合胴体だとサイドが違う。

軽くしゃがんで右手でパートナーの右足太ももをプッシュ。

崩れる。
~昼食~
・全身リラックス
床の上を転がりながら呼吸をし、全身をリラックスさせる。

・相手のバランスを感じるワーク
ペアになり、お互い向かい合わせで膝立ち→パートナーにプッシュしてもらう。立った状態でのプッシュと同じく、足からの力で押さないように注意する。押されてる側はそれを感じながらゆっくり相手のバランスを崩してみる→相手のバランスの崩れを感じたら、片手で相手をその方向に崩してみる。
※原理原則の練習なので、崩されないようにするトレーニングではない。崩されるのが嫌だから踏ん張ったり、最初に向かいあった位置を動いてはパートナーにとって練習にならないのでダメ。
※崩す方は片手で。バランスを崩せれば、力はいらない。方向が合っていれば、軽く押せば倒せる。


・ナイフワーク
ペアになり、床に(仰向けとうつぶせ両方で)寝たパートナーをゆっくり刺す。刺された時に膝を立てて足の力で体をよじったりしない。それでは間に合わない。刺された場所を動かす→これに今までやってきたものをプラスしてみる。

ナイフを避ける→腕や足で相手をコントロール→相手のバランスを崩す→ストライクも混ぜてみる。

1日目にやった、グラブやプッシュしてくる相手の腕をコントロールしてテイクダウンするワークの応用で、相手のナイフを持ってる腕を、刺される前に伸ばしてコントロール。何か新しいことや派手な動きは必要ない。2日間でやってきたワークを総動員する。

相手のナイフをすぐ掴んでしまいがちだが、掴んでしまうと意外と返されてしまう。掴まないでコントロールする。
※ここでも相手をしっかり感じる。

寝た状態のみではなく座った状態でもやってみる。
※ナイフを持つと急に動きが変わってしまう事があるが、今までやったワークと同様にやる。
※刺したり切ったりする時はちゃんと相手に当てる。撫でるだけで無く、しっかり切る(シャツに後が残るくらい)
※拳を当ててパートナーを感じる練習を思い出す。ナイフで相手を感じるように。

自分もナイフを持ち、ナイフで刺してくる相手をコントロールするのにナイフを使う。テンションを与えたり、ナイフで腕や首を引っ掛けたり。

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アレン・ダッベルボアシステマセミナーin東京無事終了

11月10日、11日の2日間にわたって行われたアレン・ダッベルボアの東京セミナー。
前後に朝日カルチャー新宿、横浜で行われた特別クラスとあわせ、無事に終了しました。

今回は歩き方やプッシュアップなどの4大エクササイズ、姿勢など基本にして核といえる部分を徹底的に深めていく内容。その緻密さと奥深さは参加者のシステマ観を一気に覆すほどの、インパクトあるものでした。

昨年の参加者から評判を聞いて、「アレンのセミナーなら大丈夫そう」と勇気を出してシステマセミナーデビューを果たした初心者さんも多数。セミナー終了後も1時間半近く(!)参加者の質問に真摯に答え続けたアレンの姿は感動的ですらありました。

アレンの人柄ですっかりリラックスしてしまった参加者たち。
集合写真も楽しんでしまってこんな感じ。

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↓真面目なのものちゃんとあります。
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裏方で支えてくれた皆さん、通訳チームの皆さん、ずっと皆の様子を見守りつつ困っている参加者をそっとサポートしていたアールトさん、参加された皆さんにも感謝です。


今後、国内でアレンのセミナーを体験できるのは11月15日の大阪特別クラスと11月17日の熊本セミナーを残すのみ。ぜひご参加ください。


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10月29日セルゲイ特別クラス「ストライク」

2012年10月29日 セルゲイ特別クラス

テーマ:「ストライク


・まず受講者相手に重みはあっても痛みのないストライクを入れ、同様にペットボトルの上部を握り、底の部分でストライク。中の水が先端部に移動する感じでストライクを入れる。その為には、全身がリラックスし、余計なテンションを入れないのがポイント。

・スタティック・プッシュアップ(4~5分?)
 -全身をリラックスさせる。理想的な体勢が見つかると疲れなくなる。テンションを呼吸と共に流すように
 -終わったら、拳を握り腕をぐるぐる回す。拳を重く感じ、背中と肩をリラックスさせる

・再びスタティック・プッシュアップ(初回ほど長くなかった、2~3分?)
 -しばらくしたら、身体を下まで下げるが、腹は付けない状態で続ける
 -終わったら、同様に腕を回す。さらに肘から先の部分をぐるぐる回す

・プッシュアップ ゆっくり10回

・足を伸ばして座り呼吸。息を吐く時、腹を緊張させる

・同じ体勢で、足から上に徐々に力を入れていく。筋肉を個別にコントロールさせる為

・二人一組。ストライクを打ち合う
 -痛みを感じさせず、重く打つ。コップの水を相手にかける感じで
 -ストライクをもらい、重いと感じたら寝る

・二人一組。プッシュする感じでストライク

・二人一組。相手の下に力が抜けるようにストライク
 -ストライクは相手の身体のどこを通すか、実際はどこを抜けるか
 -ストライクを打つとテンションのある箇所が痛くなるように

・二人一組。相手の胸の肩に近い方にストライク。相手の上腕部、肘、前腕部、拳に力が伝わるように何度か打ってみる

・二人一組。ストライクを打たれたら、もらった分だけの力のストライクを相手に返す
 -これをキャッチボールのように交互に繰り返す。与えてくれたもの、つまりもらった力を感じたら打ち返すように。身体をそらしたり、早く打ち合ったりしない。

・二人一組。相手の攻撃してきた腕をストライクで打つ
 -肘のスナップを利かせ、早くショートに打つ
 -相手の手の甲、前腕部の横の骨の部分、肘の内側など、鍛えにくい箇所をピンポイントで打つ
 -リラックスしていれば早く打てる

・二人一組。お互いに同時にストライクを打つ。1~10回

・プッシュアップ 10回。スクワット10回

・腹をさすったり、ゆらす

〈質疑応答〉
Q 「ストライクのポイントは?」
セルゲイ:「ハンマーを打つ時と同じように握り、打つ。それ以上のテンションは入れない。人を傷つけないことを感じながら打つ」

以上。

メモを提供してくれた天田さんの「システマ銀座体験会」も問い合わせが続々。お見逃しなく!

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10月26日セルゲイ特別クラス「フットワーク」

システマ銀座を立ち上げるIitの天田さんが、セルゲイの特別クラスとセミナーのメモを提供してくれました。
参考としてぜひどうぞ。

セルゲイ特別クラス 2012年10月26日
テーマ:「フットワーク」


・いつも通りに歩く

・音がしないように歩く
 -呼吸をしながら、テンションをかけないように。
 -かかとからどすんと着かない。
 -セルゲイは足の小指からそおっと着くが人によって違う、心地良い歩き方でと説明。

・歩きながら腰に手を当てテンションを確かめる。

・5歩力んで歩き、10歩リラックスして歩く

・目をつぶって壁に向かって歩き、その時の恐怖心を味わう。
 -ワンパターンにならないよう、距離や壁を変えてみる。

・二人一組。片方が歩いているのを観察。 
 -壁に近づくにつれてどのような変化があるか?
 -歩幅が狭くなる、歩く速さが遅くなる、呼吸が深くなるなど。

・二人一組。目をつぶって歩く相手の行先に立ち、拳を出したり、手で触れ、邪魔をする。
 -その時の歩いている側の反応は?

・上の続き。目をつぶったまま、相手の邪魔に逆らわず、反応、利用し、ストライク、キックを一発反撃。

・同様に目を開け、相手に向かって歩く、相手は身体の各所への拳で一度だけプッシュ。それが身体にぶつかった時の反応を利用してストライク、キックで5連発ほど反撃。
 -相手の攻撃からのビクッとした反応をきっかけに動き、さらにその流れで泳ぐようにワームがうねるように心地良く連打するのがポイント。

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セルゲイ・オジョレリフ特別クラスin大阪覚え書き

ちょっと時間あいてしまいましたが、覚え書きをば。
あくまでも覚え書きなので勘違いや抜けも盛大にあります。

〈1日目〉
テーマ:ナイフワーク

・ベルトなどに挟んだナイフを取る
→プッシュアップ、スクワット、シットアップをしながら。
利き手の反対の手でも取る。
・ナイフを持ちつつローリング。
 ナイフを手以外の部位に持ち替えつつローリング
・約2メートルほど離れた所に落ちているナイフを、ローリングしながら拾う。
 ナイフを一列においてみんなで一斉に取る。
 →ナイフの置き方も考慮する。取りやすい位置、刃の方向など。
・ナイフで刺したり切ったりしてくるのを避ける。
 →「動きを100%理解するよう努めるように」相手の手をコントロールする。
・壁を背にした状態での対処 攻める側のスピードはゆっくりとスピーディの両方をやる。
・乱暴に壁に押し付けられ、ナイフを突きつけられた状態からの対処。
・ナイフをゆっくりと近づけ、恐怖心によってどのような緊張が生まれるかチェックする。
 「より実戦的な練習をやりそう」という気配がうかがえたため、あえてセンシティブなワークを


「どんな武器でもそれを持つだけでハイになる」
「自由さを保つ。いろいろな自由がある」
ナイフを使うのではなく、ナイフがどのように働くのかを調べる。


〈2日目〉
テーマ:スキマを見つける

・寝た姿勢で、パートナーに足の上に座ってもらう。
 →ズラすようにして逃れる。
・腕の上、背中の上、座っている状態で肩の上に座ってもらったりなど。
 →同じくズラすようにして逃れる。
接触面を小さくする。寝ている相手に手を当てる。2点で抑える。

・相手を固定する。力みを使わず、体重で。相手が動きそうならストライクも可。
・体重でコントロールしつつ、相手の関節を極めていく。

・立った状態で関節を極めていく。
→相手の動きを続けていく。
→位置取りやタイミングを使って、掴んでくる相手に手を掴ませないようにする。

「動く方は正しい方向に動いていく」
「(押さえこみがうまく行く時は)相手の番がいつまでたっても来ないチェスのような感じ」

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セルゲイセミナー2日目覚え書き

セルゲイセミナー2日目覚え書き。あくまでもメモ程度の内容であることをご了承ください。

〈午前〉グラッブとコントロール
・息止め歩き
→息を止める歩数を3歩ずつ増やす。回復の訓練

・うつ伏せのパートナーの上を前後左右に転がる

・仰向けになり、プッシュアップの形で上下向かい合ったパートナーを持ち上げる。
→下の人は身体の力を抜き、姿勢によって相手を持ち上げる。力が抜けるほど上の人が安定を失い、不安定になって緊張する。胸の高さ、頭上など。
→この後に続くドリルの原理となる重要エクササイズ。

・2人で手をつないでローリング

・座って握手からの崩し。
握手した状態から相手を崩す。相手が力む場合はその緊張を使い、相手がゆるんでいる場合は相手をコントロールしてバランスの悪い状態へと追い込んでいく。2種類やってみる。

・手首や腕を掴まれた状態からの座捕り。
握手ではなく、パートナーに腕のどこかを掴んでもらう。その掴んでくる力を使って崩す。

・相手を増やして同様のこと。
→掴んでくる力を使って崩す。複数に掴まれると難度アップ。でも力を抜いて動ける方向を探していく。

〈午後〉ナイフ
・ナイフの距離感を確認
→パートナーがさし出すナイフの距離感を確認。ぎりぎりの距離を見極める。心臓より5センチ遠いくらいがおおまかな目安。腹部は皮下脂肪があるから多少の余裕がある。

・入り方の確認。
→ナイフをさし出す相手に近づく。手を押しのけたりしないように。相手への距離の詰め方の確認。

・入り方の確認2
→ナイフをさし出す相手に近づきつつ、相手の腕に手を添える。手だけでなく腕や肘などあらゆる部分を使うが、相手の腕を押しのけたりしない。
→これに慣れたら、ナイフを持つ人がパートナーに近づいていく中で同様に行う。
→発展版として10人くらいのグループで、一人に対し一列になった他の人達が次から次へと向かっていくというものも。

・スティックを振り回す人に接近し、すれ違って背中に触れる。
→スティックをナイフに持ち替えて同様に。
→慣れたら、攻撃してくる手に触れるようにして防いでいく。

以上、武器を持つ相手への接近の仕方を念入りに行う。

「相手が距離をとってきた時は?」という質問に対しては、「『悪人は自ら罰する』ということわざがある。悪いことをするつもりの人は、得てして自分から近づいてくるものだ。そうすれば自分から近づく必要はない」とのこと。

続いてナイフ取り。

・座ってのナイフ取り。ナイフで攻撃してくる手を受け止め、どのようにしたらナイフを取れるか色々試して研究する。床や靴などあらゆる部分を使ってみる。ナイフの側面に手を当てうまくひねると小指が緩む。その指をとってひねりあげてみたりなど。

・立ってのナイフ取り。
→「練習はじっくりやるが、実戦では一瞬ですませる。」

・ナイフ取りにストライクを追加
相手の動きが早い場合、テイクバックを取っていられない。前日にやったコンパクトなパンチでないと使えない。

・ナイフを押し当てられた状態からナイフを躱し、ストライクで攻撃
→ナイフを押し当てる手を「保険」として抑えつつ、同時にストライク。

・マッサージ
ナイフを押し当て、優しく撫でるように。色々と各自工夫してやってみる。

今日もまたテーマは明確。「緊張を使う」のを徹底した内容だったように思います。
セルゲイはデモンストレーションも最低限に留め、テーマにそった動きのみを見せてくれまるので、余計な枝葉に気を取られることがありません。これだけ洗練されたシステマセミナーって、なかなかないですよ。

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セルゲイ・セミナー1日目覚え書き

荒川スポーツセンターで行われたセルゲイ・オジョレリフセミナー1日目覚書

・プッシュアップ、スクワット
→1回~10回 回復しながら。回数ではなく回復が目的。

・仰向け、うつ伏せで手足を使わずに這う。
→背骨のリラックス。後に続くプッシュを受け流す練習の準備として。

・プッシュを受け流す。
→押されるのを受け流す。慣れたら小さな動きで受け流すように。

・プッシュされた力で手を挙げる。
→プッシュの力を使って相手を攻撃できる体勢をとる。

・3人に囲まれてプッシュ、2列向かい合わせにプッシュして来る中を行く。

・腕立て伏せで手を叩く。前、頭の上、背中越し。
→身体を動かさず、一瞬力を抜いた無重力状態の一瞬に叩く。日本風に言うと浮身を作る。

・同様のエクササイズを床を人に変えて行う。
→肩や腰などを使わず、手のみの小さな力で相手に力を伝える。

・相手に手の動きだけでパンチを打つ。
→自分で自分をパンチできる。かなりの威力を生むことができる。テイクバックは力みによるものだから必要ない。

・回復 
→はじめのエクササイズと同様に打撃のダメージを回復

〈午後〉
・寝た相手の身体を押してツボを探す。
→痛みが走るところを探す。鋭く押して反応を見る。相手の反射で生まれる緊張を利用し、制圧する。

・指を決める。
→痛みによる反射を使って相手をコントロール。瞬間的に刺激を伝える。

・手首を決める
→上記2つと同様の意図。手首が微妙に曲がっている方向に曲げる。

・立ってやる
→上記3つと同様の事を立って行う。狭い所でなど効果的。

・掴んで来る相手の力を使って崩す。
→相手の力を使うやり方、相手に緊張を作るやり方。

・打撃でやる
→上記と同じ事を打撃を用いてやる。近距離の場合は上腕や肘なども効果的に使う。

午前のテーマは「どうやって打つか」。午後のテーマは「どこを狙うか」。その両方に通じるのは、力みの排除による動きの効率化と、無駄のない動きによって相手をコントロールする方法。それは不意を着くことで相手に緊張を作り、コントロールします。不意をつくには無駄のない動きが欠かせません。午前と午後の内容の配分もものすごく意図が明確です。セルゲイのセミナー、伝えようとする内容がはっきりとした、とてもすっきりした内容でした。これだけスッキリしていると、自分がどれだけ無駄な事をしているかも見えてきやすいです。自分に対する大きな気づきもたくさん得られた1日でした。個人的にはこんなにわかりやすいシステマセミナーは初めて、という印象です。難しいことを簡単に伝えるには高度な知性が必要だと言います。やっぱりスゴイなあ。セルゲイ。

これがどう展開するのか。明日の2日目も楽しみですね。

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ヴラディミア・ヴァシリエフセミナー覚え書き

1日目午前 呼吸と回復のワーク
・プッシュアップ、スクワット、レッグレイズを息を止めて行う。
息を止めて1回、十分にリカバーしたら息を止めて二回、といったように15回まで。
無理は禁物だが、出来る人はさらに回数を増やしてもいい。息を止めることで身体に緊張を起こし、それを回復する練習。高血圧など息を止めるのが危険な人も1回程度なら大丈夫。
・息を止めて手を挙げながら歩く。手をあげると身体に新たな緊張を作る事ができる。呼吸が限界に達したらバーストブリージングなどで回復。シアトルでは130歩息を止めた人がいた。
・ヴラディミアの合図にあわせて息を止め、次の合図で再開する。
吸う、吐くなどどんな状況でも即座に息を止める。
メインは息を止める負荷による緊張を、呼吸によって回復させるということ。
午後はそれを踏まえた上でのナイフワーク。回復の仕方がわかれば、ナイフワークの動きが変わることもわかるから、とのこと。

1日目午後 ナイフワーク
まずはナイフを避ける。慣れたらテイクダウンする。
参加者たちの動きを見つつ、ヴラディミアが改善点を提示し、それをヒントにして各自が動きを向上させていく。
・相手のことを掴まない、パターンにとらわれない、全身を使う、等々。
対多数の場合も同様に。まずは歩いてかわし、慣れてきたら相手をまとめて倒していく。
・ナイフで突いてくる肘に腕を沿わせるようにして、相手の鼠径部を突くテクニック。そのまますぐに肘のジョイントブレイクへと変化することができる。

・歩き方について
歩く時に足裏を平らに着地するように。すると着地がスムーズになるため歩く動きを省略することができ、その分速く動くことができるばかりか、相手の距離感を狂わすことができる。片足が浮いていても、体重は左右の足に均等にかけている感じ。


2日目午前 呼吸とともに動くワーク
・寝た状態で息を吸いながら、25%、50%、100%緊張し、吐くとともにリラックスする。
・息を吸いながら全身を緊張させ、吐いてリラックスしつつ姿勢を変える。
 動きの切れ目を作らずに動き続ける。
・息を止めながらプッシュアップ、シットアップなどのエクササイズを行い、呼吸が限界になったら別のエクササイズをしながら呼吸を回復する。走るのもアリ。
・回復にはバーストブリージングも使う。だがムリに速くする必要はない。はじめはゆっくりと行い、徐々に早くしていくのが必要。
・腹ばいで両足首をつかんだり、仰向けで両手足を持ち上げたりした姿勢で前後左右に動く。身体の動きを引き出すため。
・掴んでくる相手の手をくぐり抜けるようにしてかわす。相手と離れすぎないようにタッチする。慣れてきたら掴んでくる相手を倒す。

2日目午後 徒手格闘
・二人組でパートナーの身体をプッシュ。はじめは全身を使い、慣れてきたら触れられた部分だけで力を逃がす。
・二人組で、一人をマッサージするようにテイクダウンする。
→体の構造や、どうすると人間を倒せるのかを学ぶ。
→適切にプッシュする。相手に拳をあて、自分がリラックスしているのを確認してからプッシュする。
→これら2つを組み合わせて相手を倒す。
・複数の相手に対しても同様に。複数の相手をまとめて一つにして対処する。

・蹴りへの対処
パートナーを蹴りに行く。
一人はただそれを歩いて避ける。
足でパートナーの足をプッシュする。様々な方向からプッシュし、プッシュされた側は足の力を抜いて、加わる力を逃がす。
→相手の蹴りの力を利用し、崩す。
→複数の相手に対して同様に行う。

これまでの全てを組み合わせて、相手を倒す。

・内もものマッサージ

・その他印象に残った言葉
-疲労も精神的なものだ。色々と考えると、「こんなにエクササイズしたのだから自分は疲れているはずだ」と思い込んでしまう。
-視線に関して特に決まりはない。もし見ることで恐怖心が起こるなら、目をつぶって戦ったっていい。
-目を閉じるとこれまでとは違った緊張が生まれる。私は車の運転をしながらほんの数秒だけ目を閉じることもある。
-システマは男性をより男性らしく、女性はより女性らしくするものだ。だから女性が男性と張り合って、男性のようになる必要はない。
-私は医者ではない。だからシステマのマッサージを知ったからといって、誰かを治しに行ったりしてはいけない。まず自分がリラックスすることだ。温かく、重い手を持つことが大切だ。
-リラックスとはただゆるむのとは違う。ギターの弦のような適度な張りが必要だ。緩み過ぎると音が出ないし、かと言ってキツすぎても音がビンビンして良い演奏ができない。
-相手が適度な距離に来るまで待つことが大切だ。焦って自分から仕掛けたりしてはいけない。

※他にも印象に残ったアドバイスなど、思い出し次第随時追加する予定。みなさんも何か思い出したことがあったらコメントをお願いしますー。

これまで2回の来日セミナーがシステマの基本を伝える印象だったのに対し、今回はある程度システマをやっている人に向けた、理解を深めるための内容という感じがしました。日本にもシステマがしっかりと根付いたことをヴラディミアが認めてくれたのではないかと思います。

それにしても練習中はヴラディミアに触れたい一心で次から次へと、時には思わぬところから襲ってくる参加者達を片っぱしから倒してました。さすが。みんなにとってもいい思い出+経験になったのではないかと思います。

今週の飯田橋クラスはヴラディミアセミナー復習ウィークです。特に1日(火)は、飯田橋クラスではセミナー後恒例となっている、参加者それぞれが少しずつ気づきや印象に残ったことを持ち寄るスタイルです。セミナーに参加できなかった方もぜひいらして下さい。

11月1日(火) 20時00分~22時 黒テント稽古場 … 持ち寄りクラス
11月4日(金) 20時00分~22時(北川リードによる通常の形式) 黒テント稽古場 

セミナーに2日間参加した人は、飯田橋クラスへの参加が1回無料となります。1日だけの人は、1回だけ半額になります。この機会にどうぞー。

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マーティン・ウィラーセミナー1日目

マーティン・ウィラーによる来日セミナーが無事終了です。

私が参加できたのは1日目のみ。でも四原則を忠実に、きっちりとやり抜く、基本にとっても忠実なテーマでした。以前の来日セミナーでは衝撃的なプッシュアップと身体能力の印象があまりに強くて忘れていたのですが、前もそういう感じの内容だったのですよね。

本当に覚書程度の内容で申し訳ないのですが、とりあえずアップしておきます。

で、「今回のセミナーで一番重要だ」と言っていたのは、息を止めて、パニックの疑似体験をするというドリル。
ひどい怪我をしてもパニックに陥らないかも知れないが、息を止めれば誰でも簡単かつ安全にパニック状態を体験できる、ということです。

息を吐き切った状態で限界まで止め、体にどんな変化が起こるかを観察し、限界に達したら呼吸を再開します。この時、呼吸をしたい衝動に駆られることなく、冷静で静かなバーストブリージングを用いるのが、結構難しかったりします。

最初はおなじみのロシアンマッサージを背面と前面で丹念に。

午前はブリージングウォークで体をほぐして、プッシュアップとシットアップ、レッグレイズ、スクワットといった4大エクササイズを5分間ぶっ続けでやるというもの。これを「普通のペース」「ゆっくりのペース」「最速」の3段階でやります。

こうしたウォーミングアップで体を緩めたあとは、ストライク。
相手の体にそっと手を当てて、崩す→その手に重みを加えて崩す→重い手を同じように相手を感じながら打ち下ろして崩す、といった順序。

相手を繊細に感じることから始め、徐々に重くしていくという、システマのストライクを知る上でとても王道かつ素晴らしい組み立てかと思います。

ここに皮膚の深さ、筋肉の深さ、内臓の深さ、構造を崩す、という4種のストライクを練習。

続いては動く相手にそれを施していきます。

ここでマーティンからは常に動き続けること、一箇所にとどまらないなどの指示と、それを身につけるためのドリルを幾つか。「足を自由に使う」というコンセプトから、まずは「アウト・イン・アウト」のステップで相手をかわすところか、足技での崩しまでにまで発展。

最後は2人を同時に相手にして、それをやっておしまいです。

個人的な感想としては、マーティンの世界とヴラディミアのトレンドがうまいことブレンドされた、マーティンの最新版というべき内容だったように思います。同じ人のセミナーに何度かでると、その人の変化も垣間見ることができてとても勉強になりますね。点と点がつながって線が視える感じ。進むべき方向性を探る上で、またとないヒントになります。これからマーティン効果でみんながどう変わるかも楽しみですね。

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アレンダッベルボア東京セミナー無事終了

アレンダッベルボアによる東京セミナーが無事終了しました。

「サイコロジカル・アスペクト」というテーマだった今回のセミナー。
どんな状況からも快適な状態に戻る方法、そして快適な状態によって生まれるさまざまな効果にフォーカスして実施しました。

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1日目の最初は主にエクササイズによって体に負荷をかけ、そこからもとに戻る方法。
快適な状態に戻ることをやるにはまず快適な状態そのものを知らなくてはいけない、ということで呼吸のリラクゼーションから始まりました。で、ゆっくりとローリングをしてみたり。

続いては仰向けに寝たり立ったりした状態でみぞおちにパンチを集中的に受け、その肉体的、精神的ダメージから快適な状態に復帰するドリル。
恐怖には三種類あるとアレンは言います。それは「過去の記憶による恐怖」「今、対峙する恐怖」「将来を案じすぎる予期不安」。本来、「今」の恐怖にだけ立ち向かえばいいのに、過去や未来にとらわれることで、恐怖心も苦痛も自分で三倍にしてしまうのです。

そのあとは快適な状態を保ったまま、相手に触れるドリル。
力みがないと触れられた側も反射的に抵抗ができず、されるがままになってしまいます。

続いて、手や腕の快適な状態をさらに高め、かつストライクの拳を重くするために肩や肩甲骨、前腕を叩くマッサージ。

そうやって拳を重くしたあとにいよいよストライクを体の前面に打ち合います。
皮膚、筋肉、背骨などさまざまな深さにストライクを入れつつ、拳のカドを使って筋肉のすき間に打ち込んだり、息を止めてパンチを打ち込んだり、拳を素早く引くことで緊張を相手の体の中に置き去りにしたり。

だいたいこういった内容で予定時間を大幅に過ぎて1日目は終了。
「たった一粒の小石でも他の石を巻き込んで土砂崩れになって麓の村を潰すことがある」というコンスタンチンの喩えを用いて、恐怖心や緊張をほんの小さなうちから解消していく大切さを教えていました。
パンチのコツとして説明していたのは、パンチを打つ際に肩や腰を入れ込まないこと。肩の位置は固定したまま、手だけが動くのがいいそうです。

2日目は「昨日はきちんと原理を伝えるためにあえて説明を多めにしたけど今日はもう少しムーブメントについて。
1日目の内容がさらに発展して、より実戦的な形になっていきます。
ここでもやはり大事なのは、快適な状態を保ち、そこに戻ること。
それともう一つの要素として位置関係の重要性について語っていました。ほんの少しの位置関係の違いで、結果が大きくことなります。ミカエルは自分よりも二倍も腕が長い人を相手にしても、ミカエルのパンチは当たるけど、相手のパンチは当たらない、ということが起こるとか。これも適切な位置関係を常に保っているためだそうです。

あとは寝ている相手の周囲を足音を立てて歩いたり、目の前でパンチやキックを繰り出したり。
それが最後にナイフワークにつながっていきます。

今回のセミナーではとても書き切れないほど、とても多くのことを学びました。おなじみのドリルもアレンの解説が加わるとまったくの別物に変化します。システマの「核」にアプローチするのに、またとないインストラクターかも知れません。

実はアレン、海外でのシステマセミナーはこれが初めてなのですが、ヴラディミアにずっと「君もいろんなところでセミナーやりなさい」と言われていたのを「だって自分はまだまだ力不足だから」と、ずっと断っていたのだそうです。でもヴラディミアに「自分だってミカエルに比べたら全然力不足だけだ。でもそれを言っていたら何も始まらない」と説得されて、今回のセミナーが実現した、という背景があります。

そんな稀有なインストラクターの第一弾セミナーの開催地として東京が選ばれたのは、めちゃくちゃ光栄です。

ちなみにヴラディミアからDVDも出すように言われているのですが、こちらはまだ断ってるそうです。私としてはさっさと出してもらいたいと思うので、みなさんもこれから特別クラスなどでアレンに会ったら熱烈にリクエストしちゃってください。

今後の予定は以下の通り。
8月2日(火)特別クラスinシステマ東京 
8月4日(木)特別クラスinシステマ大阪
8月6日(土)ワンデイセミナーinシステマ大阪

大阪セミナーは東京とはまったく別の内容となる予定。こちらもかなり濃厚なセミナーになりそうです。アレンもかなり凝縮してじっくりたっぷり伝えてくれるに違いありません。

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参加されたみなさん、運営を手伝ってくださったみなさん、そしてアレンと私たちを引きあわせてくれたヴラディミアとミカエル、そしてアレンに深く深く感謝します。


そうそう、セミナー終了後にアオちゃんが遊びで配ってたバッジ、持って帰ってしまわれた方はお手数ですがあとで返却をお願いしますー(苦笑)

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ザイコフスキー特別クラス報告

2011年1月15日に戸山公園にて行われたザイコフスキーによる特別クラス。

残念ながら私は参加できなかったのですが、そんな私のために2人も報告を送ってくれました。

いずれもよくまとまっていて参考になる内容ですし、異なる視点から同時に眺めるのもとてもいい勉強になります。

というわけで本人の許可のもと、2つのレポートをどっと掲載します。寄稿してくれた両名に感謝します。




飯田橋クラスの常連、Jさん

ずは歩くことから。
1歩で吸って1歩で吐く。
それを15歩まで増やして、15歩まで行ったら、また1歩まで減らして行く。
その間に手を上に上げたり横に水平にしたりしました。
最後は手を下に下ろして全力ダッシュ。

【注意点】
自分にとって何が難しいことなのか感じるようにして欲しい。
いつも歩いたり走ったりするようにやって欲しい。

■ペアワーク

歩いているパートナーの背中にナイフを平たく接触させ、それが落ちないように自分の手のひらで抑える。
その状態で前の人に歩いてもらう。

慣れたら二、三歩おきにジグザグに。
パートナーの背中から前面(肩ごしに胸の方)にナイフを滑らせたり、最終的に指一本で抑えたりする。

【注意点】
ナイフを落としたくないからといって、パートナーの背中にナイフを押し付けてはいけない。
(パートナーが押されているのを感じないように。パートナーの動きを邪魔しない)

パートナーの背中に触れているのはナイフのみ。
かといって指でつまむようにナイフを持ってはいけない。

どのくらい力を抜いたら落ちてしまうか、パートナーが止まった状態でギリギリの圧力を自分で知る。
その圧力を移動する時も変えない。


■ペアワーク2
お互い向かいあう。
パートナーの胸のあたりに突き立てるようにナイフを接触させる。
ただしナイフを握ってもつのではなく、柄頭を手のひらで抑えるかんじ。
ナイフが落ちないようにギリギリの圧力で抑える。

パートナーに動いてもらう。
ジグザグ。急停止。急前進。方向転換。

パートナーに刺さってる圧力が変わらないようにする。
【注意点】
基本的に最初と同じ。
歩くときは、地面が本当に貴重で壊したくない場所を歩くように歩いて欲しい。

★同じ事を手のひらではなく肘で。

★最終的に向かいあって腿と腿でやる。


ザイコフスキーさん曰く、これは外だからやったワークであるとのこと。
室内であればクラウンドを含め色々やり方を考えることが出来るので、色々試してやってみて欲しいとのことでした。

そして後半はずっとナイフワークでした。
パートナーが刺してくるナイフを体を使ってディスアーム。


【注意点】
手を使わない。あくまでも大事なのは体。
どうしても手を使ってしまうのであれば、肘を体にくっつけてやってみる。

危ないのはナイフそのものではなく、使う人の体の動きである。

体がいつ動くか知っているのでそれに従う。

刺してくるパートナーのナイフを本当にもらって嬉しいプレゼントだと思う。そのように扱う。

パートナー、ナイフに触れる圧力は最初のワークで練習した感覚で。
パートナーが触れられたことに気が付かないくらい。


システマ山梨加藤さん

いつも土曜日の練習参加者は12名前後の戸山公園が、本日は40人を超す参加者です。
お隣のフットサルを上回る人数にパトカーも5分程その様子をうかがっています。
はい、そうなんです。

システマジャパンの水曜、土曜の練習は野外なのです。偉大な先輩方を輩出した、なんてサバイバルな環境ですこと。野外でもバシバシ、ロールもします。が、ザイコフスキーが気を遣ったのか、皆が汚れないようにと
グランド系の練習は今回はありませんでした。

以下、2時~4時の練習をお伝え致します。(実際は5時30分まで続きました)

ブリージング・ウォーキング 
1呼吸で1~15歩まで行い、15~1歩まで戻る間、両手を上げてウォークしたり
大西 亮インストラクターからの「自分にチャレンジして下さい」「もっと早く、もっと早く」と
檄が飛び、中盤8分猛ダッシュ。

ダッシュ後、リラックスして歩き、右肩のみ廻し歩く。
次に、左肩のみ廻し歩く。
最後に、両肩を廻し歩く。

パートナーの背中に、ナイフの刃を寝かせ、手のひらで押さえ
パートナーに一定のリズムで移動してもらい、ナイフを落とさずについて行く。

次に、手のひらから人差し指の腹で行い、最後は人差し指の一番先端のみで
ソフトにコンタクトし、移動について行く。

パートナーの胸に直角にナイフを当て、手のひらでナイフを支える。
パートナーの動きはかなり自由に動いてもらい、それについて行く。

パートナーの太ももにナイフを直角に当て、自分の太ももでナイフを押さえ
パートナーに移動してもらう。
(私の見える範囲では成功した人はいませんでした)

パートナーとナイフの取り合い。
ザイコフスキーのアドバイス。
大切なものを相手から受け取る気持ちで、ナイフをコントロールする。

以上が1日目のセミナーの内容です。
ザイコフスキーはとても優れたインストラクターです。
また、真冬の戸山公園、それも日没まで参加された皆様、また主催者
サポーターのインストラクターの先輩方、ありがとうございました。

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ザイコフスキーセミナー報告

1月17日に行われたウラジミール・ザイコフスキーセミナー

うろ覚えで申し訳ないのですが、だいたい次のような内容です。

◎パートナーとコネクトしながらのローリング
・お互いの人差し指の指先をつけて
・お互いの5本の指の指先をつけて
・お互いの足の裏をつけて
・お互いの足の裏を肩につけて

最初はひと呼吸で1回転(吸いながら1回転、吐きながら1回転)
慣れた頃にひと呼吸で2回転。これにも慣れたら倍のスピードで。

◎全員でコネクトしながらのエクササイズ
・輪になってプッシュアップの姿勢。片手を隣の人の肩に当て、片手でプッシュアップ
→これは自分が隣人から受けた力を反対側の隣人にきちんと伝えるのが大切。うまく行けば力がドーナツ状につながって、ラクにプッシュアップができる。
・輪になってスクワット
講師の拍手にあわせてスクワットをする。これも全員の力がひとつになっていると、とても簡単にやることができる。

◎レスリング
・掴んだり押さえ込んだりしてくる相手を、腕を使わず手と胴体でいなす。
足で払いのけたりするのではなく、コネクトし続けることで相手の緊張を感じ、それを利用する。

◎ナイフの取り合い
・パートナーにナイフを取られないように防ぐ。30秒間で。綱引きのような引っ張り合いにならないよう、片手でしかナイフをもってはいけない、というルールを追加。負けたらプッシュアップ。

前半終了

◎ソフトワーク
・パートナーに腕を捻られる
→自分の身体を感じ、動きたいように動くことでロックを解除する。

・ロックを解除しつつ相手もコントロールし、かつ自分の力も少し加えることで相手をテイクダウンする。
→あくまでも自分の身体を感じ、動きたいように動く。ロックを解除しきってから投げるのではなく、その間にも相手とのコネクトを作り、かつ力を伝える。

上乗せする自分の力は、筋肉ではなく全身に力を伝えることで作り出す。


〈私的感想〉
こうして書きだして俯瞰してみると、コネクトを大事にするモスクワ的なアプローチを象徴するような、素晴らしいドリル構成だと分かります。

まずは相手とのコネクトを練習、ついでプッシュアップなどのエクササイズなどでそのコネクトに力を通し、次のレスリングでは、動的な状態で相手とのコネクトを作り、コントロールする。ナイフを取り合うドリルには、接近する相手とコネクトする練習を、あえてターゲットを制限した状況から初めて行く意図があるのかな、なんて思いました。

飯田橋クラスでも念入りに復習したいと思います。

また、上手に技をかけてくれる先生はたくさんいますが、上手に技を受けてくれる先生はなかなかいません。実は高い実力の人に受けてもらうのは、ものすごく効果的な学習法です。なぜなら、自分の動きの中から優れた動きを引き出してくれるからです。ザイコフスキーは間違いなく、とても貴重な「上手に技を受けてくれる先生」です。

また指導を受ける機会があれば、技をかけてもらうだけでなく、ザイコフスキーに技をかけて動きをチェックしてもらうことを強くお薦めします。

今回のザイコフスキーセミナーに参加した人は、飯田橋クラスへの参加が半額になりますので、良かったらいらしてください。

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ゼットラー兄弟セミナー2日目

システマ大阪主催のゼットラー兄弟セミナー。今回も全国からシステマ愛好家が集まってとても楽しいイベントになりました。

熊本から駆けつけたシステマ交遊会の三島さんが、とても分かりやすくメニューをまとめてくれていたので、本人の許可をいただいた上で転載いたします。快諾してくれた三島さんに感謝です!

(以下抜粋)

〔午前〕

【ストレッチ、ローリング、内臓マッサージ(おなか周り)】

【プッシュアップ、レッグレイズ、スクワット】
(0~10まで目盛りを設定して、ランダムな位置で止める、戻す)
(バーストブリージングしながら10回ずつゆっくりと)

【2人一組でストライク】
・肩(後ろから、前から叩き落す)(前から腕の付け根を打つ)(握力で潰す)
・前腕
・上腕
・背骨(打ってスライドする)
・お尻の付け根(ひざで)
・内腿(足裏で)
・ふくらはぎ(足裏、踵で)

スピードよりも<重く!>
優しくしない、強いストライクを打つ

【ナイフワーク】
1.刺してくるのを、最小限の動きで避ける(呼吸、リラックスを忘れない)
 身体と手足が独立して別々に動くように。
 刺すほうはゆっくり、スムースに刺し続ける
2.刺す方が低い姿勢で、足を刺す
 ・足だけで避けるVer
 ・ストライクで対応するVer
3.自由に刺してくる相手をテイクダウン
 ナイフをパスして相手に入る
 腕を巻き取る(相手の手は伸びて、自分の手は伸びてない)

5回ずつゆっくりプッシュアップ、レッグレイズ、スクワットして終了


〔午後〕

【お互いマッサージ】
 腰のマッサージ
 じゃれあう感じでほぐす

【息を止めてバーストブリージング】
 息を吸ってちょっと吐いて息を止める。耐えられなくなったらバーストブリージング
 プッシュアップ、歩く、走る
 バーストブリージングはリラックスするためのもの、バーストブリージングで緊張させない

【歩いてくる人をテイクダウン】
 相手をゆっくり動かして固いところがあれば、ポンと押す
 それによって相手がリラックスできるように

【ナイフで刺してくるのを自由に対応する】
 動き続ける

【ナイフワーク 2人に刺される】
 相手を利用する
 巻き取る
 動きを止めない

【2対1協力プレー】
 攻撃をもう一人にパスして、同時にテイクダウン
 押さえ込むときは姿勢はまっすぐ

(以上、抜粋)

私が参加できたのは2日目のみ。

立ち止まったまま、ナイフによる様々な攻撃に対処する → 動きまわって対処する
という流れを、午前は1対1で、午後は1対2など対複数への対処として行ないました。

聞くところによると1日目は素手で同じような事をやったとか。

とてもベーシックな部分からテイクダウンを見直す、とても良い内容だったように思います。


ところでシステマ大阪ショップでは、速乾素材の新Tシャツを入手。
着てみるとなかなかいい感じです。現在、DVD30%オフのクリスマスセールを実施中なので、併せて購入されてみてはいかがでしょうか。

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システマ本部認定クラス
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正規システマクラス「システマ東京」では各種クラスを実施中。いずれも初心者歓迎です。
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Author:TKHDKTGW
北川貴英:システマ東京主宰。08年モスクワにて創始者ミカエル・リャブコより公式システマインストラクターとして認可。16年コンディショニングに特化した「INSTRUCTOR OF APPLIED SYSTEMA」に認可。首都圏を中心に各地で年間400コマ以上を担当。システマ関連書籍を多数執筆。教育機関、医療系シンポジウムなどでのセミナーや各種媒体を通じてシステマを幅広く紹介。今なお毎年欠かさず海外研修に赴きスキル向上に努める。
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